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ROE (Return On Equity)=自己資本利益率ROEとは、自己資本利益率とも言われますが、株主の持分である自己資本に対してどれだけのリターン(当期純利益)が生み出されているかを示す指標です。ROEは英語でReturn on Equityと表記され、リターン・オン・エクイティと読みます。 ROEの算式は以下のとおりです。 ROEの計算当期純利益と自己資本の金額を入力して計算ボタンをクリックするとROEが計算されます。 ROEの図解ROEを図解すると以下のようになります。 ROEの分解ROEは下記のように分解することができます。詳細は下記を参照ください。
ROEの統計データ(業種別平均)経済産業省発表の平成26年企業活動基本調査速報(平成25年度実績)による業種別のROEの平均は次のとおりです。
ROE分解ROEは、自己資本(≒純資産)でどれだけの当期純利益を稼いだかを示す指標であるため、総資産でどれだけの当期純利益を稼いだかを示すROAに財務レバレッジを掛けたものに等しいです。(ROE=ROA×財務レバレッジ) また、総資産でどれだけの当期純利益を稼いだかを示すROAは、ある一定の売上高利益率の売上高に総資産回転率を乗じたものに等しいです。したがってROEは以下のように分解されます。(ROE=売上高利益率×資産回転率×財務レバレッジ) 株主資本コストについて以下、補足となります。
なお、金融理論においてリスクプレミアムは「β×マーケットリスクプレミアム」であるとされますが、このあたりについての詳細は『ざっくり分かるファイナンス』が詳しいので興味のある方はぜひお読みください!社会人の方は読んでおいて損はない書籍だと思います。
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