東光寺は浄土宗に属し、正式な名称は、
丹船山(たんせんざん)
薬王樹院(やくおうじゅいん)
東光寺と云います。

開山は芝 増上寺 第五世天誉了聞上人 - 延徳3年寂 -
江戸初期まで、船山という地(※現在の東板橋体育館の辺り)にありましたが、
前田家 下屋敷開設(延宝7年)の為、現在地に移転。

当時は境内も広く、中仙道に面して参道が開かれ、
両側には門前町が並んでいました。
その後、度重なる火災戦後の区画整理などにより縮小されましたが、
昭和57年檀信徒皆様の浄財により本堂が再建され現在に至っています。

「中仙道分間延絵図」には境内に小さく
「薬師堂」(戦災で焼失・石碑のみ現存)と記載されていますが、
このお堂は、下屋敷の薬師原にあったものです。


当寺には、中仙道と深い関係が ある石造物がいくつかあります。
ご興味のある方は「東光寺史跡」をご覧ください。

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