神戸電鉄駅舎が全焼=沿線建物火災、乗客避難-兵庫・三木

建物火災が延焼し、全焼した神戸電鉄三木駅の駅舎付近=4日午後9時15分ごろ、兵庫県三木市

 4日午後6時ごろ、兵庫県三木市末広の神戸電鉄三木駅南側の建物から出火したと119番があった。火災は同駅舎に延焼し、乗客が避難した。平屋建ての駅舎など3棟が全焼し、火は午後11時10分ごろ消し止められた。県警によると、火元とみられる木造2階建ての建物にいた60代男性と連絡が取れないという。負傷者の情報はない。

〔写真特集〕「危険」が発生中

 県警などによると、三木駅は無人駅で、全焼したのは下り線の駅舎。午後6時10分ごろ、上り電車が三木駅に到着したため、ホームで乗客11人を降ろし、線路の側線に入って避難。下りの電車は手前の駅で止まった。神戸電鉄は火災の影響で、粟生線の志染-粟生駅間の運転を見合わせた。
 三木駅近くの居酒屋の男性店長(45)は「駅舎よりも高い火柱が上がり、黒煙がどんどん立ち上っていった。火の粉が店の屋根まで飛んできて怖かった」と話した。(2018/03/04-23:54)

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