日韓労働者連帯
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進歩陣営の新たな連合体
韓国進歩連帯(準)が発足
「進歩陣営の大団結、民衆勝利の新時代へ
(韓国ネット新聞 チャムマルロ 1月10日から)
(翻訳:韓統連中央宣伝局)
 労働者、農民、都市貧民、青年学生、女性、宗教人など進歩陣営を包括する韓国進歩連帯(準)が九日、出帆した。

 韓国進歩連帯は同日午後、ソウル市内の白凡記念館で約千人が参加して出帆を宣言し、韓米自由貿易協定阻止など懸案に「進歩陣営の大団結」で立ち向かうことを誓った。

 韓国進歩連帯は米国と強大国の新自由主義グローバリズムが貧困を深化して平和をじゅうりんしていると指摘し、「社会的な激変期を前にした今日の情勢とし烈な対決状況は、韓国進歩運動の大団結と総力闘争を求めている」と明らかにした。

 韓国進歩連帯は、1.米国をはじめとする強大国の覇権主義と闘い、民族自主を実現する2.新自由主義グローバリズム政策と闘い、民衆生存権を戦取する3.民衆主体の民主主義社会の建設と朝鮮半島の自主平和統一4.国際的な進歩平和勢力との連帯強化――などが韓国進歩運動陣営の現在の使命だと明らかにした。

 韓国進歩連帯はまた「われわれは幾多の闘いと抗争の歴史のなかで成長、発展した大衆組織と数多くの進歩団体がある」とし、「分散した組織が団結して全体民衆の支持を受ける対案を提示して、勝利の展望を開拓する力を備えてこそ、民衆勝利と新たな時代を開いていけるだろう」と強調した。

 参加者らは出帆宣言に続いて「国民のみなさんに送る手紙」を発表し、韓米自由貿易協定交渉を阻止し、経済主権を守り、社会の格差拡大を阻止し、社会の公共性、文化の多様性、農業と環境を守る闘いの先頭に立つと明らかにした。

 また、アフガニスタンとイラク、レバノンなどで米国がほしいままにする戦争と殺りく、朝鮮半島での覇権主義を指摘し「朝鮮半島で自主、平和統一を実現し、国際的な進歩平和勢力との連帯を強固にする全国民な闘い始める時だ」と訴えた。

 韓国進歩連帯(準)準備委は、本組織の公式的な発足のための主要事業として、「創立委員一万五千人の組織化」を定め、その成果を組織の結実へと転換させて市郡区組織の土台をつくっていく計画だ。

 また民主労総傘下の連盟と地域組織、全農の地域組織をはじめ基層組織の意思決定に参与するなど、大衆組織の基礎単位にまで連帯を拡張する方針だ。基層の意見を集約して政策を決定し、各組織は韓国進歩連帯の決定事項を執行する構造だ。

 同時に労働運動、農民運動、地域運動をはじめとする部門別大衆の要求を民衆、進歩陣営の共同要求として集約して社会争点化し、共同要求の実現と社会変化のための政策対応力を強化することを主要活動方向に定めた。このための言論広報事業も強化することになる。

 韓国進歩連帯は三、四月に本組織の発足を目標とし、準備委出帆式に続いて地域と部門組織への巡回懇談会と説明会などを行う予定だ。
韓国進歩連帯(準)の構成

1.参加団体

【部門団体】
全国民主労働組合総連盟、全国農民会総連盟、民主労働党、全国貧民連合、全国女性連帯(準)、韓国青年団体協議会、韓国大学総学生会連合、統一広場、実践連帯、平和在郷軍人会、仏教平和連帯、民主主義民族統一全国連合、キリスト教社会宣教連帯会議、汎民連南側本部、民族和合運動連合、韓国カトリック農民会、民族自主平和統一中央会、民族民主烈士犠牲者追慕(記念)団体連帯会議、21世紀コリア研究所

【地域団体】
光州全南希望連帯、慶南進歩連合、京畿進歩連帯

【オブザーバー団体】
全北統一連帯、ソウル民衆連帯、釜山民衆連帯、蔚山統一連帯、仁川統一連帯、大田忠南統一連帯、ソウル東部民衆連帯、大邱慶北民衆連帯、忠南民衆連帯、江原青年団体協議会、全国大学新聞記者連合

2.韓国進歩連帯(準)共同準備委員長

チョ・ジュノ民主労総委員長、文慶植・全農議長、金フンヒョン・全貧連議長、文成賢・民主労働党代表、ユン・グムスン全国女性連帯代表、鄭光勲・民衆連帯代表、呉宗烈・全国連合議長、韓相烈・統一連帯代表

3.常任・共同運営委員長

【常任運営委員長】
朴錫運(パク・ソグン)

【共同運営委員長】
 金テイル民主労総事務総長、全ギファン全農事務総長、金ソンドン民主労働党事務総長、チョ・ドギ全貧連執行委員長、孫美姫・全国女性連帯執行委員長、韓忠穆(ハン・チュンモク)・民主主義民族統一全国連合執行委員長
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