【追悼 衣笠祥雄氏】ソフトB達川ヘッド「すし屋なのに締めはステーキだった」
2018年04月25日 16時30分
ソフトバンクの達川光男ヘッドコーチ(62)が24日、広島黄金期の大先輩でもある衣笠祥雄氏を悼んだ。
ソフトバンクのヘッドコーチ就任後、昨年のキャンプの際に「若いキャッチャーを怒るなよ。怒ったら今の子は伸びんぞ」と電話でアドバイスを受けたという達川ヘッドは現役時代についてもこう振り返る。
「(捕手出身の衣笠氏は)キャッチャーの心理とかを教えてくれた。落ち込んでいたときには『キャッチャーはそういうポジションだから我慢せえよ』と声をかけてもらった」。レギュラーをつかんだときには「市民球場で『タツ、上手になったな』と言ってもらって、そこから自信がついた」
とにかく野球が大好きで「今まで数多くの野球好きを見たが、キヌさんがナンバーワンじゃないかな」と達川ヘッドはいう。現役当時にいち早く衛星放送を入れ、メジャーの試合を見ていたことも明かした。
1984年に衣笠氏はMVPに輝いているが、その後のキャンプではこんなことも口にしていたという。「倉庫で下着1枚になって素振りをしていて『これでゆっくり寝られるよ。キャンプが一番いいぞ。規則正しい生活を送れるから』と言っていた。ワシらは地獄のキャンプが始まると思ったものだけど。小説を時々読んでいたくらいで、あとは野球のことしか考えてなかった」と続けた。
「(現役時代の)キャンプ中、すし屋に連れて行ってもらっていた。生ものを食べないのにすし屋が好きでね。まず、頼むのはギョク(玉子)。それから生ものじゃないのを頼んでいた。最後はすし屋なのにステーキが出てきてね」。達川ヘッドは沈痛な面持ちで突然の別れを惜しんだ。
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