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昭和のニュース

血のメーデー事件

1952年05月01日

1952002 デモ隊と警官隊が激突。鎮圧のため警官が拳銃を発砲した
1952年5月1日 東京・皇居前広場

1952007 メーデーのデモ隊を検挙する警官隊
1952年5月1日 東京・皇居前広場

1952006 催涙弾に煙るデモ隊と警官隊の衝突現場
1952年5月1日 東京・皇居前広場

講和条約発効直後のメーデーは、単独講和への反発と国会で破防法が審議されていたこともあり緊迫。神宮外苑での大会終了後、デモ隊は使用を禁止された皇居前広場に突入した。警察はピストル、催涙ガスを撃ち込んで反撃。デモ隊の2人が死亡、双方に1500人余の負傷者を出す大乱闘になった。逮捕者は1232人、261人が起訴された。裁判では騒擾(そうじょう)罪の適用が争点となり、1審判決は同罪の一部成立を認めたが、2審判決は全面不成立と認定、結審した。

<当時の新聞紙面>

1952050201

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