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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ロードレース世界選手権は、1949年にFIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、欧州を中心としてスタートさせた二輪ロードレースの世界最高峰。その中でも最上位クラスがMotoGP。世界中からトップライダーが集結、3月から11月まで19戦を行いタイトル獲得めざす。

MotoGPは2002年、従来のGP500から、2ストローク500cc以下/4ストローク990cc以下のマシンが混走する形でスタートし、2004年に4ストロークマシンに限定された。その後も、排気量やタイヤサプライヤー、ECU(Engine Control Unit)、燃料タンク容量などの変更が行われ、二輪モータースポーツ最高のエンターテインメントとして進化を続けている。

ヤマハはこの世界選手権に1961年5月21日のフランスGPから参戦を開始し、1964年にフィル・リードがヤマハにとって初のGPチャンピオン(GP250)を獲得。その後、半世紀以上の間、数々の栄冠を手にし、2017年5月21日に開催されたフランスGP、マーベリック・ビニャーレスによってグランプリ通算500勝(125㏄クラス47勝、250㏄クラス165勝、350㏄クラス63勝、500㏄クラス120勝、MotoGPクラス105勝)が達成された。

なお、最高峰クラスであるGP500・MotoGPでは、1972年のチャス・モーティマーの初優勝以来、ジャコモ・アゴスチーニ、ケニー・ロバーツ、エディー・ローソン、ウェイン・レイニー、阿部典史、そしてバレンティーノ・ロッシ、ホルヘ・ロレンソ、マーベリック・ビニャーレスなどのライダーが勝利を積み重ね、2018シーズン終了時点では227勝をあげている。

また、これまで6人のチャンピオンを輩出し、ライダータイトルは17回、コンストラクターズタイトルは14回、チームタイトルを7回獲得し、MotoGPでは通算5回の三冠を達成している。

ライダー紹介

#46 バレンティーノ・ロッシ

Monster Energy Yamaha MotoGP

#12 マーベリック・ビニャーレス

Monster Energy Yamaha MotoGP

#21 フランコ・モルビデリ

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team

#20 ファビオ・クアルタラロ

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team

チーム

ファクトリーチームは新たなメインスポンサーを迎え「Monster Energy Yamaha MotoGP」として2019シーズンを戦う。ライダーはバレンティーノ・ロッシと、マーベリック・ビニャーレス、マシンは2019年型のファクトリーマシン「YZR-M1」で参戦する。
ヤマハ発動機が主にマシンの開発を担い、Yamaha Motor Racingがチーム運営を行う。チームを束ねるのは、マッシモ・メレガリ(チームディレクター)。そして各ライダーを、さまざまな分野のプロフェッショナルがサポートする。

ロッシは、9度の世界チャンピオンを獲得してきたレジェンド。昨シーズンは、5度の表彰台を獲得しランキング3位。そして、ゼッケンを25から12に変更したビニャーレスは昨シーズン、オーストラリアGPでの優勝を含む5度の表彰台でランキング4位を獲得。2019シーズンは「YZR-M1」とともに、ロッシ、ビニャーレスがタイトルの奪還をめざす。

サテライトチームには新たに「PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team」を迎えた。ライダーには2017シーズンのMoto2チャンピオンで、昨シーズンはMotoGPにステップアップしランキング15位としてルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたフランコ・モルビデリ。そして昨年のMoto2でランキング10位のファビオ・クアルタラロが「YZR-M1」で参戦し、サテライトトップをめざす。

マシン

YZR-M1(Monster Energy Yamaha MotoGP)

2002年、MotoGP参戦に合わせて開発したファクトリーマシン。呼称の「M」は技術開発を市販車にフィードバックする使命(Mission)と、MotoGPでチャンピオンを獲得する使命(Mission)を示す。YZR-M1はこれまでにバレンティーノ・ロッシと4回、ホルヘ・ロレンソと3回、通算7度のチャンピオンを獲得している。

YZR-M1(PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team)

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