渋谷川・古川 しぶやがわ・ふるかわ
Shibuya-gawa River and Furu-kawa River
最終更新 03.10.19

新宿御苑から始まり渋谷駅前を流れ、天現寺から古川と名を変えて東京湾へ注ぐ二級河川である。都心でありながら変化に富み味のある川となっている。
取り扱い区間:全区間 掲載方向:上流→下流
※写真はクリックすれば拡大。





地点、新宿御苑の東側、外苑西通り沿い。渋谷川の水源は新宿御苑らしいが、入場有料なので……。外から確認できる上流はここまで。明らかに川と思われる帯状の荒地がある。(右) 道路の向こう側へくぐる部分には古そうなトンネルも残っていた。(03.10.13)



地点、外苑西通りの反対側。ごくありふれた緑道となる。この先、JR線と交差する辺りから流路を見失うが、外苑西通りの交差点に××橋と書かれているところがいくつかあるので、この通り沿いに流れているようだ。国立競技場や東京体育館の辺りなどは川があったことを感じさせない。(03.10.13)

地点、この辺りで外苑西通りを外れて原宿方へと向かっているようだ。地図で見るとこの道だけうねうねと曲がっているので川であったことが分かる。(03.10.13)

地点、表参道のさんだう橋付近。原宿の常連の方なら良くご存知の場所だろう。(03.10.13)

地点、渋谷1丁目付近。原宿の洒落た雰囲気からオフィス街となり、川は道の真ん中にグリーンベルトとなって流れる。(03.10.13)

地点、宮下公園沿い。この先で支流の宇田川が合流する。(03.10.13)

地点、渋谷駅前、東急東横店東館。この建物の真下に渋谷川が流れている。そのため同館には地下階が存在しない*1。(03.10.13)

*1 「東京発展裏話 #5 川の上に建てたデパート 〜東急東横店東館と渋谷川〜」(http://www.miwachiri.com/03tokyo/0305_tokyudt.html) による。

ついでだから支流の宇田川にも少し触れておこう。地点、渋谷西武前。この道の下に宇田川が流れている。A館 (左) とB館には連絡橋が2段に設けられているが、川があるため地下には連絡通路が存在しない*2。(03.10.13)

*2 「東京発展裏話 #3 地底川に阻まれた地下通路 〜西武渋谷店・幻の地価連絡通路〜」(http://www.miwachiri.com/03tokyo/0303_seibudpt.html) による。


03.10.13

03.9.14
地点、稲荷橋から下流側。ここでようやく川が姿を現す。周囲はビルが背を向けており側道もなく、若者で活気あふれる渋谷の中では限りなく地味な存在だ。渋谷に通い続けている人でもこの川を知る人はそう多くないのではなかろうか。茶色い錆びた色の水が流れていることが多いが、そうでないこともある。


一つ下流の金王橋から地点の稲荷橋の暗渠の出口を見たところ。ここから暗渠に入り込み撮影も行ったと言う凄い人がいた*3。東急東横店真下あたりで撮影したと思われる渋谷川の写真は必見だ。(03.10.13)

*3 「Webコンセンサス アーティストインタビュー 感性の未来系 畠山直哉」(http://www.sw.nec.co.jp/con/art/5/) による。99年頃のページだが現在も公開されている。

地点、並木橋にて。橋の袂で落合処理場からの処理水が流量確保のため放流されているが、この日は出てなかった。(03.10.13)

地点、渋谷橋から下流側。渋谷と言っても恵比寿駅前だ。ごく最近改修が行われたようで護岸も非常にきれいだ。落書きが目障りだが。(03.10.13)

地点、恵比寿橋から下流側。道頓堀川ダイブで有名な戎橋とは字が違う。この辺り川幅は狭いが河床は異様に深い。思えば二段式になっている護岸というのも近頃では珍しい。(03.10.13)

地点、天現寺橋から上流側。(03.10.13)


同じく地点、天現寺橋から下流側。現在工事中。数年前にも既に何らかの工事が行われていたが随分長い工期だ。広尾駅の方角から支流の笄 (こうがい) 川が合流する。青山墓地の辺りから流れてくる川で全区間暗渠。橋の下に合流口が口を開けている。ここから渋谷川は古川と名を変える。(03.10.13)




地点、狸橋から上流側と下流側。名が古川に変わると川も一変、かなり古そうな護岸に土河床となる。上流側は鬱蒼とした森で薄気味悪い。下流側は首都高が接近してくるが古い住宅が残っており良い雰囲気だ。(03.10.13)




地点、五の橋から上流側と下流側。上流側には老朽化し通行止めとなった橋がある。古びた護岸と土の河床に木造住宅の組み合わせはとても東京山手線内とは思えない。戦後早いうちに復興した地域なのだろう。(03.10.13)



地点、古川橋から下流側。渋谷駅付近では南へ向かって流れていたのが、ここで直角に曲がり北へ向かって流れる。(03.10.13)

地点、二の橋から下流側。淀んだ水が河床いっぱいに流れており、既に感潮域だ。(03.10.13)


地点、一の橋から下流側。再び直角に曲がり東へ向かう。水量が段々増えてきた。海が近くなってきたようだ。
突然、川から大量の水が噴き出した。川に向かって噴水が仕掛けられており、一定時間ごとに水が吹き出るようになっていたのだ。そんなの知らなかったので何事が起きたかとかなり驚いた。なお噴水は湧水を使用しているとのこと。(03.10.13)



地点、赤羽橋から上流側。天下の国道1号線・旧東海道と交差できるのは都内では城南3河川 (渋谷川・古川、目黒川、呑川) の特権。(03.10.13)

地点、芝園橋から上流側。感潮域なので下水吐には逆流防止用の蓋が付いている。(03.10.13)

地点、金杉橋から下流側。この辺りまで来ると屋形船が係留されている。川幅が狭いので船の出入りはなかなか大変だろう。(03.10.13)

地点、新浜崎橋から下流側、河口。頭上をゆりかもめが走る。手前に見える橋は現在通行止め。右手にレインボーブリッジ、遠くにお台場、フジテレビなどが見える。空はどんより曇っている。余談だがこの日、東京では予想外の集中豪雨に見舞われ、筆者もずぶ濡れになってしまった。(03.10.13)

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