導管による天然ガスの大口供給の開始について
平成13年1月10日
中部電力株式会社
当社ではこのたび、当社の四日市火力発電所で使用している天然ガスの一部を、当社の導管を使用して、協和発酵工業株式会社化学品カンパニーの生産担当子会社である「協和油化株式会社」(本社:東京都千代田区、社長:菊池斐雄氏)の四日市工場(三重県四日市市)に供給することで、同社と合意いたしま
した。
当社は、年間約890万トンのLNGを輸入しており、その一部をガス事業に活用し、LNGに関する豊富なノウハウと合わせて、経営資源の強みを活かしていく事業展開を図っております。
電力会社が、お客さまにガスを直接販売(ガス事業法上の「大口供給」)するのは、全国で当社が初めてのケースとなります。
詳細は以下の通りです。
1.供給体制
当社の四日市LNGセンターから四日市火力発電所にガスを供給している導管を利用し、隣接する協和油化株式会社に対して、当社が直接天然ガスを供給する。
2.供給規模
年間 約1,300万立方メートル程度の天然ガスを供給する。
(協和油化株式会社が工業炉の加熱燃料として使用される燃料として)
3.スケジュール
平成14年4月からの供給開始を予定。
(平成13年秋から供給設備の工事を実施)
以上
(参 考)
会 社 概 要
以上