和知文七踊り

指定文化財(無形民俗文化財)
文七踊りは、民芸に乏しかった口丹波地方で、江戸時代中頃から浄瑠璃くずしの音頭が愛好され、そのリズムにのって踊りが生まれたとされる。「文七」は、人形浄瑠璃に使われる代表的な頭の「文七」が名の由来であるともいわれている。楽器類は一切使わず、音頭の語り手の声と輪並びした踊り子たちの拍手と掛け声だけで進行するのが特徴。
保存者 和知文七踊り保存会