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ウィンブルドン、75年ぶり中止 戦争以外で初―テニス

2020年04月02日00時53分

テニスのウィンブルドン選手権の舞台となるオールイングランド・クラブのセンターコート。昨年の男子シングルス決勝はジョコビッチ(手前)がフェデラーを破った=2019年7月14日、英・ウィンブルドン(AFP時事)

テニスのウィンブルドン選手権の舞台となるオールイングランド・クラブのセンターコート。昨年の男子シングルス決勝はジョコビッチ(手前)がフェデラーを破った=2019年7月14日、英・ウィンブルドン(AFP時事)

 【ロンドン時事】テニスの四大大会で最古の歴史を誇るウィンブルドン選手権(ロンドン郊外)の主催者は1日、新型コロナウイルスの感染拡大により、6月29日~7月12日に開催予定だった大会を中止すると発表した。1877年に始まった大会が戦争以外の理由で中止になるのは初めてで、中止は1945年以来、75年ぶり。
 主催者によると年内の延期も検討されたが、今後数カ月は選手や関係者の安全が保証できない可能性があると判断し、断念した。今年行う予定だった第134回大会は来年6月28日~7月11日に実施する。
 新型コロナによりツアー大会は男女とも6月7日まで中断されており、四大大会では5月開幕予定だった全仏オープン(パリ)が9月開幕に延期された。東京五輪の出場権で基準となる世界ランキングは凍結されている。

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