メインページ > Web NDL Authoritiesについて > ヘルプ

ヘルプ


1. トップページからの検索 | 1-1. キーワード検索から探す | 1-2. 分類記号検索から探す | 1-3. 典拠ID検索から探す | 2. 検索結果画面 | 2-1. 検索結果一覧画面 | 2-2.詳細情報画面

以下では、操作方法(主に検索方法)と各画面表示について説明します。

1.トップページからの検索

典拠データを検索するには、図1のとおり、「1-1. キーワード検索から探す」「1-2. 分類記号検索から探す」「1-3. 典拠ID検索から探す」の3通りの方法があります。


図1:Web NDL Authoritiesトップページ(キーワード検索)画面

1-1.キーワード検索から探す

図1の「キーワード検索」タブの検索ボックス内に、キーワードを入力して検索してください。
検索ボックスの下にあるチェックボックスで、「すべて」「名称のみ」「普通件名のみ」を選択できます。「名称のみ」では個人名・家族名・団体名・地名・統一タイトル、「普通件名のみ」では普通件名・細目に絞り込んで検索をかけることができます。


1-1-1. 検索対象について

検索対象は、標目、標目のカタカナ読み・ローマ字読み、参照形、参照形のカタカナ読み・ローマ字読みです。
個人名の検索でヒットしない場合は、姓と名の間にスペースを入れて再検索をしてください。
読みによる検索は、分かち書きした形を検索インデックスとしている関係で、分かち書きをする/しないにより、検索結果に違いが生じます。分かち書きをしないでヒットしない場合は、分かち書きをして検索してください。


例)
“ID”:00054222
標目「夏目, 漱石, 1867-1916」(ナツメ, ソウセキ, 1867-1916)を検索したい場合
「ナツメソウセキ」→ヒットせず
「ナツメ△ソウセキ」→ヒットする
(△はスペース)


1-1-2. 正規化処理について

以下の文字については、検索時には同じ文字とみなされ、区別されません。検索ボックスにどちらを入力しても同じ結果を取得できます。

  • ひらがな/カタカナ、英数字の全角/半角/大文字/小文字、基本ラテン文字/拡張ラテン文字
  • 「ッャュョァィゥェォヮ」/「ツヤユヨアイウエオワ」(ひらがなも同様)
    例)「ギリシャ」で検索すると「ギリシヤ」もヒットする。
    例)「カッテ」で検索すると「カツテ」もヒットする。
  • 濁点(「゛」)/半濁点(「゜」)/濁点・半濁点なし
    例)「パリ」で検索すると、「パリ」と「バリ」がヒットする。
  • 「ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ」/「バ、ビ、ブ、ベ、ボ」
    例)「ヴァイオリン」で検索すると、「バイオリン」もヒットする。
  • 異体字
    例)「渡辺」で検索すると、「渡邉」も「渡邊」もヒットする。

以下の記号は、無視されます。

  • 半角記号
    ‘(半角アポストロフィ)、+(半角プラス) 、.(半角ピリオド) 、`(半角アクサングラーブ)、-(半角ハイフン)
  • 全角記号
    ・(中黒)
    例)
    “ID”:00564245
    標目「遺跡・遺物」を探す場合、「遺跡遺物」でも「遺跡・遺物」でもヒットする。

上記以外の半角・全角記号は、スペースと同様の扱いとなり、記号の前後でAND検索が実行されます。


例)
“ID”:00276855
標目「AT&Tベル研究所」を探す場合、「AT&Tベル研究所」で検索すると、「AT△Tベル研究所」で検索したことになる。「ATTベル研究所」で検索してもヒットしない。


1-1-3. 前方一致検索について

検索語の最後に半角アスタリスク「*」または全角アスタリスク「*」をつけることで、前方一致検索ができます。


例)「日本歴史*」で検索→「日本歴史学会」「日本--歴史--1945-1952」のように、「日本歴史」で始まるものがヒット。


1-1-4. 制約事項について

システムの制約上、漢字一文字とひらがな・カタカナが混在している典拠データをキーワードで検索する際に、典拠データの一部が検索できない場合があります。


例)「さいたま市」で検索→「さいたま市立中央図書館」がヒットしない。
(「さいたま」「市立」で検索インデックスが生成されているため)
⇒「さいたま」「さいたま市立」で検索することでヒットします。


また、検索にはMySQLの全文検索を用いており、その仕様上、全文ストップワードとなっている一部の英単語は、検索対象となりません。


▲このページの先頭へ


1-2. 分類記号検索から探す

「分類記号検索」タブに切り替えると、図2のとおり、分類記号検索画面が表示されます。


図2:Web NDL Authoritiesトップページ(分類記号検索)画面

「分類記号検索」では、地名、統一タイトル、普通件名の典拠データに付与された日本十進分類法(NDC)第9版、NDC第10版、国立国会図書館分類表(NDLCの代表分類から検索することができます。ドロップダウンリスト(図2の(a))で「NDC9/10」「NDC9」「NDC10」「NDLC」のいずれかを選択することができます。完全一致による検索のほか、検索語の最後に半角アスタリスク「*」または全角アスタリスク「*」をつけることで、前方一致検索ができます。


例)「ME352」で検索→代表分類がME352の「阿賀川」などがヒット。


例)「ME*」で検索→代表分類がME129の「雨」、ME352の「阿賀川」など、「代表分類がMEで始まる」ものがヒット。


検索ボックスの下にあるチェックボックス(図2の(b))で、「すべて」「名称のみ」「普通件名のみ」を選択できます。「名称のみ」では地名と統一タイトル、「普通件名のみ」では普通件名に絞り込んで検索をかけることができます。

▲このページの先頭へ


1-3. 典拠ID検索から探す

「典拠ID検索」タブに切り替えると、図3のとおり、典拠ID検索画面が表示されます。


図3:Web NDL Authoritiesトップページ(典拠ID検索)画面

「典拠ID検索」では、当館の典拠IDで典拠データを検索できます。検索ボックスに典拠IDを入力して検索すると、典拠IDが完全一致する典拠データの詳細情報画面が表示されます。

▲このページの先頭へ

2. 検索結果画面

2-1. 検索結果一覧画面

「キーワード検索」または「分類記号検索」を実行すると、図4に示すように検索結果を一覧形式で表示します。画面は、(a)検索条件、(b)絞り込み検索(典拠種別)、(c)ページ送り、(d)表示件数、(e)検索結果の5つのパートに分かれています。以下、各パートについて順番に説明します。


図4:検索結果一覧画面

表1:検索結果一覧画面の項目名とその説明
番号 項目名 説明
(a) 検索条件 直近の検索条件を表示します。
絞り込み検索を実施した場合には、「検索対象:」の後に絞り込み対象とキーワードを表示します。
(b) 絞り込み検索(典拠種別) 典拠種別(個人名・家族名・団体名・地名・統一タイトル・普通件名・細目)を利用して検索結果を絞り込むことができます。「すべて」をクリックすると絞り込みを解除できます。
(c) ページ送り 数字はページ数を示しており、数字をクリックすると、そのページ数に、「<<前」「次>>」をクリックすると、直前・直後のページに移動します。
(d) 表示件数 ページごとに一度に表示できる件数を指定します。20件、50件、100件のいずれかを選択できます。
(e) 検索結果 検索語と標目が完全一致した典拠が最上部に表示されます。その他の検索結果は、標目読み順にソートして表示しています。
検索結果の表示書式は以下の通りです。「をも見よ」参照形は、個人名と団体名のみ表示されます。
標目    典拠種別
→: 「をも見よ」参照形
← 「を見よ」参照形

▲このページの先頭へ


2-2.詳細情報画面

検索した典拠データの詳細情報を1件ずつ表示します。図5に示すように(a)詳細情報、(b)グラフィカル表示、(c)検索ボックス、(d)国立国会図書館のサービスの4つのパートに分かれています。以下、順を追って説明します。


図5:詳細情報画面(普通件名)

2-2(a). 詳細情報

「詳細情報」タブにおいて表示されるデータ項目は表2のとおりです。項目別に、項目名とそのデータ内容を説明します。

表2:詳細情報画面項目表
項番 項目名 内容
1 ID 典拠ID。典拠データ固有の番号。
2 典拠種別 典拠データの種類(個人名・家族名・団体名・地名・統一タイトル・普通件名・形式細目・主題細目)。
3 標目 典拠データの標目。細目付き件名の主標目と細目、または細目同士は2つの半角ハイフン「--」で連結しています。
4 標目のカタカナ読み 標目のカタカナ読み。
5 標目のローマ字読み 標目のカタカナ読みがある場合、それをローマ字で表記したもの。
6 別名(を見よ参照) 個人名・家族名・団体名・地名・統一タイトルの「を見よ」参照形。ルビとしてカタカナ読みが表示されます。(ルビの表示はブラウザに依存しています。)個人名・団体名において、名称の種類(旧称・新称・略称・本名など)が記録されている場合は、「森林太郎(本名)」のように、名称の種類が括弧つきで付記されます。
7 同義語 普通件名・細目の「を見よ」参照形。ルビとしてカタカナ読みが表示されます。(ルビの表示はブラウザに依存しています。)
8 別名(をも見よ参照) 個人名・家族名・団体名・統一タイトルの「をも見よ」参照形。名称の種別が「新称」「旧称」「本名」である場合は、項目名の後に種別を示す文字列が表示されます。
9 上位語 地名・普通件名の上位語。リンクをクリックすると、当該語を標目とする典拠データに遷移します。
10 下位語 地名・普通件名の下位語。リンクをクリックすると、当該語を標目とする典拠データに遷移します。
11 関連語 地名・普通件名の関連語。リンクをクリックすると、当該語を標目とする典拠データに遷移します。
12 参考(rdfs:seeAlso 主標目としても使用される細目(例:年鑑)が、細目付き件名に含まれている場合(例:eマーケティング--年鑑)、主標目と細目に分割され、それぞれの典拠データへのリンクが表示されます。(ただし、分割された典拠データが地名典拠である場合や、統一タイトル、地名の細目付き典拠(例:万葉集--植物、イギリス--人口--歴史)の場合はリンクしていません。)
13 生年 個人名典拠に記録されている個人の生年。
14 没年 個人名典拠に記録されている個人の没年。
15 専攻 個人名典拠に記録されている個人の専攻。
16 職業・経歴 個人名典拠に記録されている個人の職業・経歴等。
17 設立年 団体名典拠に記録されている団体の設立年。
18 廃止年 団体名典拠に記録されている団体の廃止年。
19 期間 団体が廃止後に再度設立された場合の団体の活動期間。
20 来歴
rda:corporateHistory
団体名典拠に記録されている団体の来歴等。
21 来歴
rda:familyHistory
家族名典拠に記録されている家族の来歴等。
22 分類記号 地名・統一タイトル・普通件名に付与された代表分類。NDC第10版、NDC第9版、NDLCの順に表示されます(どの分類記号であるかは括弧内に付記)。各分類記号のリンクをクリックすることにより、同一の分類記号を代表分類とする典拠データの一覧表示画面に遷移します。
23 関連リンク
skos:closeMatch
米国議会図書館典拠番号(The Library of Congress Control Number; LCCN、基本件名標目表(Basic Subject Headings; BSH)のID(レコード識別番号)があります。LCCNの場合は「sh92002816 (LCSH)」の形で表示され、LC Linked Data Serviceのページにリンクされています。BSHのIDが表示されるのは、項番6の「同義語」に表示される参照形とBSHの標目が一致する場合のみです。日本図書館協会によるウェブでのBSH提供が行われていないため、BSHへのリンクは表示されません。
24 出典
dct:source
標目確立の根拠となった初出資料のタイトル等と、標目を確定する際に根拠とした参考資料名等を表示します。
25 関連リンク/出典
skos:exactMatch
原則的に全ての名称典拠(個人名、家族名、団体名、地名、統一タイトル)について、当館の典拠IDを使用したURLにより、バーチャル国際典拠ファイル(Virtual International Authority File; VIAFへリンクします。ただし、「万葉集—植物」「イギリス—案内記」のような細目付き典拠と、当館で新規に作成されてVIAFへの登録が完了していない典拠に関しては、VIAFへのリンクが表示されますが、リンク先を参照することができません。
典拠データにLCCNが入力されている場合は「n78095332 (LCNAME)」の形で表示され、LC Linked Data Serviceのページにリンクします。
また、当該典拠データの標目とBSHの標目が一致する場合に、そのBSHのIDを表示します。日本図書館協会によるウェブでのBSH提供が行われていないため、BSHへのリンクは表示されません。
26 注記 注記(「をも見よ」参照の指示、地理区分の可否等を含む)が表示されます。著者標目として使用している典拠のうち、機械的に生成されたものには「機械抽出典拠」、遡及入力時に作成されたものには「遡及入力典拠」と表記されています。件名標目として使用している典拠のうち、和図書で使用実績がない場合は「和図書不使用」と表記されています。
27 編集履歴 標目訂正に関する情報。
28 作成日 当該典拠データの新規作成日。W3CDTF形式で表記されます。
29 最終更新日 当該典拠データの最終更新日。W3CDTF形式で表記されます。
30 外部サイトへのリンク 名称典拠のうち、個人名・家族名・団体名典拠の場合は、名称と同一の文字列が含まれるWikipedia(日本語版)ページの検索結果一覧へのリンクが表示されます。地名・統一タイトル・普通件名の場合、標目と同一の文字列がWikipediaの項目名にある場合のみ、当該Wikipediaページへのリンクが表示されます。文字列のマッチングおよびリンク生成は機械的なものであり、国立国会図書館においてWikipediaの情報の信頼性を保証するものではありません。

▲このページの先頭へ


2-2(b). グラフィカル表示

詳細情報表示中の典拠データに上位語・下位語・関連語が含まれている場合は、グラフィカル表示が可能です。グラフィカル表示のタブに切り替えると、図6のとおり、シソーラス構造を図示したものが表示されます。
上位語は実線、下位語は粗い点線、関連語は細かい点線でそれぞれ区別して表現されます。


図6:グラフィカル表示

▲このページの先頭へ


2-2(c). 検索ボックス

トップページの検索ボックスと同様、新たな検索を開始するための検索ボックスです。
当該典拠データの標目形が表示されます。


2-2(d). 国立国会図書館のサービス

「著者名検索」「件名検索」の各リンクボタンから、当該典拠データにリンクする「国立国会図書館サーチ」に収録された書誌データの一覧画面に遷移します。当該典拠データのIDを用いて、国立国会図書館サーチに検索をかけています。
著者標目と件名標目の双方で使用される「個人名」「団体名」「地名」については、図7のとおり「著者名検索」「件名検索」の2つのリンクボタンが表示されます。件名標目として使用される「家族名」「統一タイトル」「普通件名」については、図5のとおり「件名検索」のリンクボタンが表示されます。
なお、「細目」については、「国立国会図書館サーチ」のリンクボタンが表示され、国立国会図書館サーチのトップ画面に遷移します。


図7:詳細情報画面(個人名)

▲このページの先頭へ