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目玉は今年も転校生QB ルイジアナ州立大のバロー―NFLドラフト

2020年04月21日06時34分

米大学アメリカンフットボールのハイズマン賞に選ばれたルイジアナ州立大のQBジョー・バロー=2019年12月14日、ニューヨーク(AFP時事)

米大学アメリカンフットボールのハイズマン賞に選ばれたルイジアナ州立大のQBジョー・バロー=2019年12月14日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ロサンゼルス時事】米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のドラフトが23日から25日まで行われる。今年の全体1位指名候補はルイジアナ州立大のQBジョー・バローだ。オハイオ州立大で2シーズン控えとしてプレーしたが、レギュラーに手が届かずルイジアナ州立大に転校し、そこで才能が開花した。
 最終学年の2019~20年シーズンは米大学アメリカンフットボールの最優秀選手に贈られるハイズマン賞を受賞。授賞式でバローは「どれだけやれるか分からないのに受け入れてくれた監督、コーチや温かく迎えてくれたチームメートに感謝したい」と感慨に浸った。
 ブラウンズに指名された18年のベーカー・メイフィールド(テキサス工科大からオクラホマ大)、カージナルスに指名された19年のカイラー・マレー(テキサス農工大からオクラホマ大)と、ここ2年続けてドラフト全体1番目指名は転校経験のあるQBだ。
 エリートコースを一直線に進むのではなく、壁に当たっても環境を変えて再スタートを切り、チャンスをつかんだ例が続いている。今年バローが全体1位で指名されると3年連続となる。

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