ここから本文です

止まらぬ“感染拡大”…『1人』が訪れた屋内施設利用者から次々 愛知で新型コロナ感染者17人に

2/24(月) 17:39配信

東海テレビ

ニュースOne

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。愛知県内では連休中も確認が相次ぎ、感染者は17人に上りました。中でも名古屋高速の下請け会社の男性に感染が確認されたため、料金所の一部が閉鎖するなど、暮らしへの影響も広がり始めています。

ハワイ旅行後に感染判明の女性が訪れた施設での感染“10人目”か…名古屋の70代男女 新型コロナ確認

(リポート)
「東海市にあります名古屋高速の入り口なんですが、通行止めの標識を設置し閉鎖の作業が行われています」

 3連休の真っただ中に、料金所が閉鎖された名古屋高速。その理由は…。

名古屋高速道路公社の担当者(22日未明):
「本日、名古屋高速道路公社が委託しております料金収受会社、これの事務員がですね、医療機関を受診して検査をしたところ、新型コロナウイルス陽性であることが判明いたしました」

 22日、新型コロナウイルスの感染が発覚したのは、名古屋高速の料金所の業務を請け負う会社の60代の男性事務員。

男性は料金所で直接利用者と接してはいませんでしたが、窓口の職員の送迎などを担当していました。

 そのため名古屋高速は、濃厚接触した可能性がある職員ら52人を自宅待機としましたが、同時に人手不足となり、名古屋市熱田区の六番南や東海市の東海新宝など、6つの料金所を23日朝までに閉鎖。

職員が不在だとトラブルが発生した際に対応できないため、ETCレーンも含めて閉鎖となっています。

 大部分の料金所が閉鎖した東海線は…。

(リポート)
「日曜日の午後1時半過ぎの名古屋高速東海線なんですが、いつもと比べて車の量が少ないように感じます」

 3連休の行楽を直撃した新型コロナウイルスの影響に、利用者らは…。

高速道路の利用者:
「でもしょうがないですよね、それ。増えないようにしていくためには必要なことだと思うので、不便になるけれども別にバイパスとか他のルートもあるので」

別の利用者:
「ここね、通る率が少ないでね、走る車が。だけどやっぱり地元の人間としては不便だね」

 愛知県でも感染が拡大する新型コロナウイルス。県内で日本人の感染者が最初に確認されたのは2月14日でした。

 ハワイ帰りで名古屋市在住の夫婦が、相次いで発熱などの症状が出た後、感染を確認。その後、妻の知人男性を介し、あわせて3人が相次いで感染しました。

1/2ページ

最終更新:2/24(月) 17:39
東海テレビ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事