石川県は22日、30歳代の女性会社員の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。女性は東京都在住で、20日に石川県加賀市に帰省した。県内で新規感染者を確認したのは5日以来となる。
県によると、女性は帰省してから38度台の発熱があり、21日に医療機関を受診した。22日に帰国者・接触者外来で肺炎と診断され、抗原検査で陽性と判明した。症状は中等症という。
県内で確認された感染者は300人となった。県は濃厚接触者の有無を調べるとともに、帰省に使った交通手段など感染経路の調査を進める。担当者は「常に感染リスクがあると考え、感染防止策を徹底してほしい」と話した。