読売テレビ本社ビルは、地上14階の高層棟(主として事務部門)と地上6階の低層棟(現業部門)によって構成された延床面積約31,500㎡の建物で、ここから多くの番組が放送されています。
このビルは、パラボラアンテナを内部にビルトインした電波塔の無いメカニカルなシルエットの中に、高度な放送設備を備えた斬新な設計となっています。
建物のエントランスロビーは3層吹き抜けの大きなアトリウム空間で、北側と西側に窓を広く設け、緑いっぱいの広々としたゆとりを醸し出しています。また、オープンスタジオとして、数々のイベントや番組に使えるよう配慮されています。
低層棟にはニュース番組を制作する報道局と一体化したニューススタジオの他、大中あわせて3つのスタジオがあり、多彩なプログラムが生み出されています。また、高層棟は、1本の柱もない東西に見通しが利くフロアで、それぞれアメニティな空間を確保し、災害に強い情報発進基地をめざしでいます。