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アビテート社初の二足型CBアーマー。愚鈍そうな外見のせいか、「間抜け」「でくの棒」を意味する通称が付けられている。重装甲だが高出力で機動性も高い。キャノピーの下の「鼻」にあたる部分に30mm連装機関砲塔が付いており、操縦士と砲手がタンデム式に搭乗する複座形。腕部のアーマーライフルは小型のリニアガンであり、ダグラムやラウンドフェイサーのチェーンガンより強力である。駆動系は他社にさきがけて従来のアクチュエータに加えマッスルシリンダーが採用された。

T10Bの改良型。連邦軍初のXネブラ対応型CBアーマーで、ジェネレータ出力が向上しており、最大速度は51km/hに向上している。マッスルシリンダーを重点に、その改良点は38ポイントにのぼる。ただし、出力が向上した分、連続稼働時間が190分に短縮された。外形や武装はT10Bと変わらないが、機体色が砂漠の多いデロイアの環境に合わせて、B型のワイン・シルバー系からオリーヴグリーン・サンド系へと変更された。タカラ製プラモデルの解説によると、Xネブラへの対応手段はダグラム式と異なるとされている。

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