アイラヴミー

“I LOVE YOU”ではなく“I LOVE ME”。このバンド名だけを最初に見た時、なんてエゴイスティックな名前をつけているんだろう！わざわざ「自分を愛してる」なんて名前をつける意味はなんなのか？と若干懐疑的な気持ちになった。しかしそれはほんの少しの間の事。実際に作品を聴いてみてわかった。そこにあったのはコンプレックスから学んだ自分をもっと愛そう、もっと大切にしようという願いにも似たメッセージだった。　TEXT : DAILY HOWL

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-- まずはメジャーデビューおめでとうございます！これまでと比べて取り巻く環境など、何か変わってきている事などはありますか

アイラヴミー：
ありがとうございます！
デビューしてラジオで曲を流してもらう機会がとても増えました。
これって、チームアイラヴミーの方々がたくさん動いてくれてる証だなと思ってて。
そのラジオを通して、ちょっとずつアイラヴミーを知ってくれる人が増えてきて。
その輪がジワジワと大きくなっていることを感じます。


-- バンド名を印象付ける要素として特徴的なのが、漫画家・イラストレーター丸紅茜（まるべに あかね）さんの素晴らしいイラストですが、毎回のアートワークは先にコンセプトを伝えて作成してもらうような感じですか？

アイラヴミー：
はい！
コンセプトを伝えて作成してもらいました。
『ダメンタル三部作』と題してデジタルシングルを3曲リリースした時は「部屋から出られない、自分の弱さと闘ってる女の子」を描いてもらいましたが、今作『でも生きている』ではその女の子がついに部屋から1歩飛び出すのです！


-- ミニアルバム『でも生きている』の発売を前に、ダメンタル三部作として「負け犬戦士」「社会の歯車」「でも生きている」の３曲がデジタルシングルとしてリリースされました。この三部作のコンセプトを少し掘り下げて教えて頂けますか

アイラヴミー：
「ダメンタル」それはダメなメンタルという意味でして…
私はダメンタル女子なのですが、
例えば、
外に出るのが怖くて部屋でうずくまってしまってたり。
ガッカリされたくなくて人の目を気にしすぎてしまってたり。
もっと自分らしく生きたくてボロボロになってしまったり。
そういう自分の弱い部分や、嫌だなぁと思っちゃう心をダメンタルと名付けました。
自分の心の中で自分と闘っている。
でも、それでも今を生きている。今も新しくなろうともがいてる。
「もっと自分のために生きたい。」
という気持ちを込めて作った3曲でした。
ダメンタルでいいんだぜ！最高！


-- これまでリリースされてきた楽曲は、どのような流れで完成に至りますか

アイラヴミー：
私はいつも詞を先に書いています。
普段言えなかった言葉達をおんがくに変えてうたっています。
自分の心を書くと、どうしても詞はちょっと暗くなっちゃうので
楽曲自体はのれるような、横にスウィングしてしまうようなポップでクールなサウンドになるように作ってます。


-- 世の中には自分の事を好きになれない人がたくさんいます。そういった人達に発信したい、伝えたいメッセージとは、どういった言葉・想いになるでしょうか

アイラヴミー：
私は自分のことが好きです。
大好きだからこそ、大嫌いにもなります。
自分のことが好きだから自分に期待しすぎて
失敗した時すごく落ち込んだり
自分のことが好きだから傷つきたく無くて周りに合わせてヘラヘラ笑ってしまったり
自分のことが好きだから自分を諦めきれずに今も闘ってます。
いつか、好きだからこそ嫌いになっちゃう自分のことも愛せるようになりたいです。
強い私も弱い私も全部ひっくるめて私なんだねって笑えるようになりたいです
あわよくばそんな私に似た誰かの背中を少しでも押せたら
それが一番私の幸せです。


-- 有難う御座いました！

思わず叫んでしまう「こんなバンドーーー…聴かなきゃよかった！」
踊れるニューロック！アイラヴミー！
2019年9月4日メジャーデビューアルバム『でも生きている』
”ダメンタル三部作”第1弾「負け犬戦士」、第2弾「社会の歯車」、第3弾「でも生きている」配信中！

アイラヴミー
メジャー1st mini Album『でも生きている』
2019年9月4日(水)リリース


iTunes


【収録曲】
1.でも生きている
2.負け犬戦士
3.社会の歯車
4.朝焼け
5.さよならドライブ
6.鎌倉サイクリング

レーベル：BOGUS RECORDS

アイラヴミー　でも生きている　MV
https://youtu.be/F_ZSPU1Qikw

アイラヴミー

さとうみほの　ボーカル＆ギター
野中大司　ギター
井嶋素充　ベース

2016年結成。
同年10月、渋谷GUILTY にて初企画「アンコールまで、泣くんじゃない。」を開催。
同時にDemo Album「アイラヴミー！」をライブ会場限定リリース。初回プレス盤完売。
ライブ会場に加え、ヴィレッジヴァンガード下北沢店でも販売された、再プレス盤も完売。

2017年6月、名古屋「SAKAE SP-RING 2017」に初出演。
同年8月、下北沢MOZAiC にて自主企画「アンコールまで、泣くんじゃない。Vol.2」を開催。

2018年4月、初の流通盤「セーブミー」発売。
大阪「HOOK UP RECORDS」の販売ランキング、2018年6月度、7月度、TOP3入り。

同年、自主企画「I love me！まで、泣くんじゃない。」開催。
2月に3マン、6月に2マン、10月3日(アイラヴミーの日)にワンマンという、
ステップアップ企画に挑戦。それぞれ大盛況で終了。

同年12月、bayfm「NEXT POWER ON!」レコメンド曲として「セーブミー」が選ばれる。
同時期、音楽サイト「リアルサウンド」にてアイラヴミーが取り上げられ、
"J-POPをネクストレベルへ進める新しい才能"として紹介される。

2019年2月「セーブミー」配信スタート。
Spotifyの人気プレイリスト「キラキラポップ：ジャパン」のカバーに大抜擢。
程なくして、Spotifyバイラルチャート12位獲得。
同年、結成3周年企画イベント『ダメンタル女子革命』を下北沢MOSAiCにて開催。
チケットをソールドアウトさせる。

2019年、テイチクエンタテインメント内「BOGUS RECORDS」よりメジャーデビュー。
デビューに先駆け、3月、5月、7月連続でデジタルシングルをリリース。