制作統括・落合将
『麒麟がくる』新たなキャスト発表にあたって
大河ドラマ『麒麟がくる』10月18日の放送から、ついに新章突入です!光秀と信長は義昭をともない、ついに上洛。「大きな国」を目指して幕府と二人三脚の新たな国づくりにとりかかります。しかし京に待っていたのはさまざまな保守勢力と宗教勢力。彼らは信長を取り囲む全国の有力大名と連携して、光秀たちを追い詰めていきます。さしづめ伏魔殿と化す京の政界を舞台に、光秀の新たな戦いが始まります!
そして、その直前に新たな出演者の発表です!
光秀の娘たま、帝と光秀をとりもつ三条西実澄、そして武田信玄・・・大ベテランの方々、フレッシュな若手俳優の方々、そして今回最年少の芦田愛菜さん・・・芦田さんは『江』以来の大河出演となります。
多様なキャラクターが集う戦国人物大図鑑の面ももつ『麒麟がくる』。この方々に新たな彩りを添えていただき、さしづめ兄と弟・師と弟子のように蜜月だった光秀と信長の関係に彼らがどのように影響を与え、そしてクライマックスの二人の戦い、本能寺の変に向かっていくか・・ハラハラドキドキしながら見守っていただければ幸いです!
<芦田愛菜さんコメント>
今回演じさせていただくたまは、戦国時代の女性の中で、私の憧れでした。初めて彼女のことを知ったとき、自らの散り際をわきまえた、とても潔い最期に意思の強さを感じ、心惹(ひ)かれたことを覚えています。そんなたまを演じられると聞いたときは、心からうれしく思いました。芯(しん)を強く持ち、そしてどんなことがあっても、大好きな父・光秀を慕い、優しく、温かく支える存在として、精いっぱい演じることができれば、と思っております。