銅造釈迦如来倚像

2018年6月20日 更新

銅造釈迦如来倚像の画像

天台宗の古刹、深大寺の釈迦堂本尊

深大寺の「銅造釈迦如来倚像」(白鳳仏)は、椅子に腰掛ける姿の釈迦如来像で、明るい表情を浮かべた少年を思わせる面貌や、体に密着して肉付けの起伏をあらわにみせながら流麗な衣文(えもん)が表される着衣など、白鳳時代の仏像の特色がよく表れています。
「倚像」とは、台座や椅子に腰をかけ、両足を前に垂らした姿の仏像をいい、白鳳時代を特徴づける仏教表現です。深大寺の白鳳仏は倚像の代表例として知られています。
制作年代は、7世紀後半ないし7世紀末の飛鳥時代後期(美術史上の区分で白鳳時代)と推定されます。
制作技術も高い水準であることが分かっており、関東に伝来した数少ない「白鳳仏」の名品です。

種別、指定・登録年月日

国宝(美術工芸品・彫刻)、平成29年9月15日指定

所在地

調布市深大寺元町5-15-1 深大寺

深大寺への行き方

  • 京王線調布駅北口13番乗り場から吉祥寺駅または三鷹駅行きバスで深大寺入口下車
  • 14番乗り場から吉祥寺駅行きで深大寺小学校前下車
  • 京王線つつじヶ丘駅から深大寺行きバスで終点下車
     

このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育部 郷土博物館
電話番号:042-481-7656
ファクス番号:042-481-7655
このページに関するアンケート

このページの内容が分かりやすかったかどうかを回答するフォーム

このページの内容はわかりやすかったですか?

このページが見つけやすかったかどうかを回答するフォーム

このページは見つけやすかったですか?

このページにどのようにたどり着いたかを回答するフォーム

このページはどのようにしてたどり着きましたか?

お気に入り 使い方

マイメニューの機能は、JavaScriptが無効なため使用できません。ご利用になるには、JavaScriptを有効にしてください。