横浜市栄区の進藤医院です。 早期発見、早期治療で、ぼけの少ない元気な人生を応援します。
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健康一口メモ

栄区進藤医院――ホームページ 

1)     コレステロール

血液検査で分かる「コレステロール」は、血液の中を流れているコレス

テロールの量です。このコレステロールの量を見て、動脈硬化が起きているかは、分かりません。血管の壁にコレステロールがたまって動脈硬化といえます。

ですから、血液中のコレステロールの量で、血管壁にコレステロールが、たまっているとはいえません。

血液中のコレステロール値が高いと、これから先、コレステロールが

血管にたまって行き、最終的には、動脈硬化になり、認知症(ボケ)、

心筋梗塞、脳梗塞、半身不随、尿漏れ、腎機能障害などを起こします。

超音波検査をして、今の血管の動脈硬化を見て、初めて血管にコレステロールがたまっている状態を見ることが出来ます。

これを見て「脳梗塞」や、「心筋梗塞」になりやすいどうかが分かります。

血管壁にコレステロールが血管にたまっていれば、脳梗塞、半身不随や

心筋梗塞がおきやすい状態です。

脳梗塞、半身不随や心筋梗塞は、初期には、何の症状も有りません。

超音波で血管の壁の状態を見ると、脳梗塞や心筋梗塞、ボケが起きやすいかどうか分かります。少しでもコレステロールがたまっていれば、いつ脳梗塞や心筋梗塞になってもおかしく有りません。

これを治すには、まず精神的ストレスを避け、生活改善、食事改善、

治療を始めなければなりません。この状態の時に治療をすれば、脳梗塞、

心筋梗塞や、動脈硬化を防ぐことが出来ます。

早めに検査をして、悪いところが見け、早く治療をして、脳梗塞や

心筋梗塞を防ぎましょう。

その為に、検診を、必ず受けましょう。

検診を受けただけでは、意味がありません。検診で、悪いところが見つ

かれば、早く治療をしましょう。

医学は、急速に進歩しています。医学の教科書などは、23年前の医学

情報です。

これを見て、治療をしていると手遅れになります。

一番新しいものは、学会で発表されるものです。

私は、学会発表や、大学が行う最新の研究を聞いて、安全と思われ、尚

且つ、厚生労働省が許可した、最新の学説を採用します。

その為には、週2~3回、勉強会に出て、そこで知識を得て来ます。

 

コレステロールがたまる原因

原因、ストレスです。

これが原因の70%を占めています。

ストレスとは、アセリ、ハリキリ、ガンバリ、気遣い、緊張など、交感

神経が緊張することです。

ストレスが、体に加わると、自分の肝臓が、悪玉コレステロールを作り

ます。

残りの30%が、食事の影響です。

これも、肉ばかり、朝、昼、夕と3食、食べているとコレステロールが

溜まってしまいます。

豚肉、牛肉、魚、豆腐、卵などを、変えながら食べれば、ほぼ食事の影

響は無くなります。

蛋白質は、血管の細胞や脳細胞を作る大切な栄養素です。

動脈硬化を怖がって、これを食べないと、ボケにたり、血管が破けて脳

出血、くも膜下出血になります。

また、体の筋肉量が減って力が入らなくなり歩けなくなります。

いわゆるロコモティブシンドロームです。

ヒマラヤんおエベレストに登った三浦雄一郎氏は、毎日800grの肉

を食べ、筋肉を鍛えたそうです。

我々は、800grも食べれませんので、量は減らしてもたんぱく質は、

朝、昼、夕の三回共に食べましょう。

コレステロールの治し方

コレステロールが、たまらないようにするには、毎日を楽しくする事で

す。

言い換えれば、ストレスをためないことです。

仕事が、沢山ある時は、早く、早くと、あせらずにしましょう。

メモか手帳にやる事、全てを書いておき、そのメモを見て、やることを

選んで、一つ一つ楽しくやって下さい。

一つが終わったら、又メモを見て、次にやることを選んでください。

これでも、血液中のコレステロールが高ければ、薬を使って下げましょ

う。

いろいろな種類のコレステロールの薬が有ります。

もし、薬が合わないようでしたら、医師に相談して代えてもらって下さ

い。

コレステロールが怖いからと言って肉をやめて、野菜や、果物ばかりを

食べている方がいますが、肉や魚、卵、豆腐などたんぱく質は、筋肉、

脳細胞など体の細胞や、そのケースを作っています。

野菜ばかりだと、細胞が新しくならず、早く老化が起きます。

すべとの栄養素を、変えながら食べましょう。

この時、よく噛むことです。噛むことで、唾液が混ざり、消化吸収が良

くなり、体の細胞も新しく出来て行きます。

野菜、肉、大豆製品、卵、お米など、いろいろなものを食べましょう。

高血圧症

世界的に認められている血圧は、

家庭血圧が、最高で120/80mmHg以下で、診療所での血圧は、

135/85mmHg以下が良いとされています。

緊張で上がっても、なるべく低い方がよいのです。

しかし、立ち上がった時に、「立ちくらみ」が出るようでは、下がり過ぎ

です。

動脈硬化がひどいと、血圧を下げることで、立ちくらみや、めまいなど

症状出ます。これは、その人にとっては下げすぎです。

家庭でも、血圧を測りましょう。

朝、朝食を食べる前に計ってください。1~2回で結構です。

これをノートに書き、その前の日に食べたもの、外出の有無、友人の訪

問があったかどうか、寝不足などがあれば、これも書いておきましょう。

こうすると、血圧が上がった原因が分かります。

血圧を、自分で測る時は、右の上腕で測りましょう。

朝食の前までに計ってください。食事を食べてから測ると、血圧は低め

になる事が多いのです。

測る回数は、12回です。

2回測った時は、平均値を出して下さい。

測った血圧は、ノートにつけて下さい。

フロに入った後は、多くの場合低くなります。

血圧を上げない為には、食事も大切です。

まずは、塩分の制限です。

塩辛い味がする物の制限ではなく、甘くても味がしみ込んだものを制限

してください。

あんこ、羊羹にも、甘さを引き立てるために塩が入っています。

食べすぎないようにしてください。

タクワン、ベッタラ漬け、梅干、ラッキョ、塩鮭、たらこ、イクラ、

味噌と醤油のおつゆなども、皆、塩漬けです。気をつけて下さい。

味噌と醤油は大豆の塩漬けです。

漬物は、「ぬか漬け」なら中まで塩がしみ込んでいませんので、少量なら

大丈夫です。

味噌汁などは、「具沢山」にして、「具」だけ食べて、汁は残しましょう。

塩さけ、などは減塩にしてあるものにして、かつ、食べる回数を減らし

ましょう。

減塩と書いてあっても、18%以上の塩は入っています。

お店に並べていても、腐らない程度の「塩」が入っています。

自宅で焼く、鯵の塩焼きは、表面しか塩が付いていませんので大丈夫で

す。

センベイにも中にも「塩」が入っています。注意して食べましょう。

わさび、からし、しょうがなどは塩が入っていませんので、その「辛さ」

は、大丈夫です。

精神的緊張も血圧を上げます。

アセリ、ガンバリ、張り切り、気遣いなども極力少なくしましょう。

2)     糖尿病

血糖値は、食後1時間程度で測りましょう。

この時、食後の血糖が高ければ、糖尿病の治療をすぐ始めてください。

まずは、食事療法、運動療法です。

糖尿病は、多くの病気の原因になっています。

そして、コレステロール以上の悪さをします。

すい臓から出る、インスリンの量が少ないか、インスリンの働きが弱く

なって起きます。

まずは、食事療法、運動療法、などでコントロールをしましょう。

初期からしっかり治療をしてください

血糖値を測る時は、食後1時間程度で測ると、「隠れ糖尿」が、分かります。

この時点から、糖尿病をいつも頭の中においておき、注意をしてください。

糖尿病の治療は、食事療法、運動療法が基本です。

一度でも食後の血糖値が高くなったことがあれば、まず、食事療法、

運動療法を、医師の指示で行ってください。

血糖測定器を、ご自分で買われて、自己測定をすることも良いことです。

空腹時の血糖が正常でも、食後血糖が少しでも高いことがあれば、食事

運動で血糖値を下げる努力をしてください。

これでも下がらなければ、初めて薬による治療になります。

今日では、今、体から出ているインスリンの働きを改善したり、インス

リンの分泌を促す治療が主体です。

インスリンの注射は最後の手段です。

1)     食事療法

まず、葉物の野菜から食べましょう。野菜の繊維がその後に入っ

てくる、食べ物の吸収を遅くします。

食べ物の吸収が遅くなると、血液中の糖分(血糖値)の上昇が少

なくなります。

また、食事以外のものは、少なくしましょう。

ケーキ、あんこ、センベイ、アルコール、ジュース、アイスクリ

ーム、は少なくしましょう。

2)     食べ方

よく噛みましょう。

昔から、「歳の数だけ噛め」とのことわざが有ります。

歳をとるにしたがって、唾液に出が悪くなります。

噛むことで唾液を十分混ぜてください。

唾液が多く出ると、食道で、つかえることも少なくなります。

お餅もつかえにくくなります。

3) 糖尿病の怖さ

糖尿病があると、インスリンで処理されなかったブドウ糖が、

肝臓に糖分が溜まり、「脂肪肝」になり、更に慢性肝炎から、

肝硬変、肝臓がんへと、進行します。又、内臓脂肪が溜まり、

「メタボリックシンドローム」になります。

心臓のに溜まると「脂肪心」になります。

心臓が脂肪に覆われると、心臓の力がなくなり、坂や階段が

登れなくなります。

息苦しさだけでなく、胸が締め付けられる感じがする狭心症

更には、足がむくんでくる心不全になり、動くのがやっとになり

ます。

また、更に怖いのは、体中の血管が硬く細くなり、血液が流れな

くなります。

そこ結果、足に「水虫」が出ます。これは水虫ではなく、足が腐

ってくる「壊疽(えそ)」です。

こうなると、腐った足を切断しなければならなくなります。

そして寝たきりになってしまいます。トイレも行けず、壊疽を起

こした足は、悪臭を放ち、家族にオムツをあててもらわなければ

なりません。こうなっても糖尿病の為、お腹がすいて、何かを食

べないといられなくなり、ますます血管がダメになり、脳細胞ま

で壊されて死亡します。

これらが、一気に進むのでなく、徐々に進むため、長い間寝たき

りで動けず、自分の自由がなく苦しみます。

この様にならないために、食後の血糖値が一定以上、上がったら

早期に治療をしましょう。

意思を強く持って、家族や医師の話をよく聞き、しっかり治療を

しましょう。

糖尿病がひどくなると、まず、入院しての治療になりますが、

病院でのカロリーを制限した「糖尿病食」では足りなくなり、

外出して、また外で食事をしたり、病院の売店で買い食いを

してしまいます。

糖尿病は、初期は、ほとんど症状が有りません。

食後の血糖値が高くなった時から、真剣に治療をしましょう。

血糖測定器を買って、毎日食後の血糖値を測り、ノートに記録を

とりましょう。

空腹時の血糖値だけを見ていると、初期の糖尿病(耐糖能異常)

が分かりません。空腹時血糖以外にも、食後1時間程度の血糖値

も測って記録してください。このノートには、食べたり、飲んだ

りしたものも記録してください。

必ず家族の方が寄り添ってください。本人任せにしないことです。

血糖が上がった原因が分かり、反省材料にもなります。

血糖の自己測定は、とても大切です。

血糖の自己測定

食後115時間で、行って下さい。

この時の血糖値が139mgを越えていれば、糖尿病を疑って下

さい。食事を食べるとインスリンが直ぐ出てきて、血糖値が上が

り過ぎないように働きます。

空腹時血糖が正常でも、食後12時間の血糖が139を越えている

時は、境界型糖尿病を含め、糖尿病の初期です。

この時から、糖尿病に対する注意をすれば、糖尿病は進まずに、

コントロールッ出来るようになります。

この時、糖尿病の疑いが見つかれば、まず、食事療法です。

食事の時に、生のレタス、キャベツをまず食べましょう。レタス

やキャベツの繊維がブドウ糖の吸収を遅くして、血糖値の上昇を

抑えます。これがうまく行けば、薬や、インスリンの注射をしな

いで済みます。

更に、食事を食べた後、30分程度歩いてください。

歩くことで食べたカロリーを使うことが出来、こちらからも血糖

の上昇を防げます。

医師のご紹介

院長 医学博士   進藤 捷介
副院長 医学博士  進藤 智隆
内科講師      進藤恵実子

診療内容

肝臓がん超音波検査、すい臓がん超音波検査
肺がんレントゲン検査 胃がんレントゲン検査
胸部レントゲン検査 前立腺がん検査
心電図検査 眼底検査 頚動脈の動脈硬化検査 骨密度測定
リューマチの関節変形予防 認知症検査 結核検診
各種血液検査 骨粗しょう症
各疾患生活習慣病改善指導 病気に関する相談
各専門病院連携及び紹介 健康診断検査

治療方針

病気を早期に発見して、若さを保ち、趣味や旅行を楽しめ、
家族や、周囲に迷惑をかけない健康づくり、最新の医療の提供。
病気には、最少量の薬、最新の薬で、極力短期間で治療。

使用医薬品

私も、服用できる薬を、使用します。
一番効果があり、副作用も少ないく、安全が認められ、更にその時代で、最良の薬を、最小量、使用します。

アクセス

地図
神奈川中バス「桂山公園前」下車 徒歩1分
(イトーヨーカドー桂台店向い)
駐車場7台完備