• コメント

中国、対ミャンマー制裁批判 米英念頭に「出しゃばるな」

2021年04月02日10時02分

 【北京時事】中国外務省によると、王毅国務委員兼外相は1日、福建省南平市でマレーシアのヒシャムディン外相と会談し、ミャンマー情勢に関し意見交換した。王氏はその後の記者会見で、米英の対ミャンマー制裁を念頭に「出しゃばって勝手に圧力を加えるべきではない」と批判を展開し、内政不干渉を訴えた。
 王氏によると、両外相はミャンマーの「暴力流血事態」をめぐり、軍とデモ隊双方に自制と情勢悪化の回避を要求した。王氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の内政不干渉の方針に賛同し、ミャンマーによる自力解決を待つ姿勢を示すとともに、ASEANが今月中の開催を予定するミャンマー情勢に関する特別首脳会議に支持を表明した。

特集

国際用語

国際

コラム・連載

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ