「兜町の風雲児」の公訴棄却 東京地裁 相場操縦事件で公判中に死亡 - 産経ニュース

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「兜町の風雲児」の公訴棄却 東京地裁 相場操縦事件で公判中に死亡

 金融商品取引法違反(相場操縦など)罪に問われ、東京地裁での公判中に死亡した仕手集団元代表、加藤●(=日の下に高)(あきら)被告=当時(75)=について、地裁は公訴を棄却する決定をした。決定は18日付。

 加藤被告は「兜町の風雲児」と呼ばれ、バブル期などに仕手戦を実施。一時表舞台から姿を消したが、株式サイトへの書き込みが相場操縦に当たるとして、平成27年12月に、東京地検特捜部が同法違反罪で起訴した。

 28年6月に始まった公判で加藤被告は無罪を主張していたが、12月26日に死亡した。