全国の新聞社と共同通信社が提供 行財政専門情報サービス

  • 豊富な情報
  • 自治体の先進事例も満載
  • シティプロモーション
  • PC、スマホタブレットで
  • LGWAN対応

ニュースヘッドライン

森林環境譲与税で倒木除去 和歌山県みなべ町と森林組合

 みなべ川森林組合(和歌山県)は21日から、みなべ町の委託を受けて、同町清川で河川に倒れ込んだ木の除去作業を始めた。森林環境譲与税を活用した取り組みで、大雨による二次災害を防ぐ目的がある。 現場は南部川上流部。近年あった台風によるとみられる被害などで、川をふさぐように民有林から何本ものスギが倒れ込んでいる。大雨時などに、下流域に二次災害を引き起こす危険性がある。 組合によると、こうした場所は町内のあちらこちらにあるといい、災害に強いまちづくりの一環として、森林環境譲与税を生かして対策に取り組めないかと町に提案。本年度は、この現場で実施することになった。事業予算は60万円。 除去予定の倒木の量は約10トン。道から2

改正条例「施行停止を」 蔵王・七ヶ宿両町長が要求へ 刈田病院公設民営化

 公立刈田総合病院(宮城県白石市)を運営する宮城県白石市外二町組合の山田裕一管理者(市長)が指定管理者制度の導入で公設民営化を可能にする条例改正を専決処分したことを巡り、副管理者の村上英人蔵王町長は21日、小関幸一七ケ宿町長と連携し、条例の施行停止を要求する考えを明らかにした。 村上町長は同日の蔵王町議会全員協議会で「副管理者2人の反対を押し切って管理者の独断で行われた。先月の組合議会で議員提案され、否決された改正案と同じ内容での専決処分は議会制民主主義の根幹を揺るがす重大な背信行為だ。管理者に撤回を強く求める」と述べた。 議員からは「裁判も視野に入れ、しっかりけじめをつけるべきだ」「病院で働く人が不安になり、混

アウトドアツーリズム広域協議会設立へ 下関、美祢、長門市 人力での移動手段、ルート整備目指す

 下関、美祢、長門3市が連携したアウトドアツーリズム広域協議会の設立に向けた会議が21日、オンラインであった。各市の市長が意見を交わし、2021年度に総会を開いて協議会を立ち上げることを確認した。 各市が有する自然素材を生かし、広域でアウトドアツーリズムを推進しようと、3市長がウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」で意見交換。県北西部に人を呼び込むコンテンツの構築に向けて、協議会を設立することを決めた。 設立後はトレッキング、カヌー、自転車といった人力による移動手段で、各地域の自然や風土を体感しながら3市を巡るルートを考案する。併せて初心者でも気軽にアウトドアスポーツを楽しめるエリアとして環境を整備。人力で移動

【ニュースの深層】投票率予測、前回下回る60% 山形県知事選両陣営、どちらもやきもき

 知事選の投票日が24日に迫り、一騎打ちを演じる新人大内理加候補(57)、現職吉村美栄子候補(69)の両陣営は当選ラインや得票数に直結する投票率に神経をとがらせている。選挙戦となった2009年は65.51%。両陣営とも新型コロナウイルスの感染拡大や大雪の影響が出るとみて、60%と予測する。投票日の天気予報は曇り一時雨か雪というが、果たして―。 大内陣営は前回より低くなると見込む一方、女性同士による全国初の対決で注目度は高いとし、県全体で60%と予想した。森田広選対本部幹事長は新型コロナが投票率に影響するとみているが、期日前投票は予想外に大きく伸びていることを挙げ、「これまで12年間選挙が行われず『新しい山形』を望

さいたま市長、多選自粛条例巡り「状況に流されていた」

 さいたま市の清水勇人市長は21日の定例会見で、多選自粛条例を巡り上田清司前知事(現参院議員)が「若気の至りだった」と発言していたことについて問われ、多選の弊害が社会全体で大きく問われていた時代とした上で、「(自身も)若かったのは事実。その時の状況に少し流されていたところがあったのではないかと思う」と述べた。 清水氏は2009年の初当選後、上田氏と同様、自身の任期を3期12年までとする多選自粛条例案を市議会に提出したが、否決された経緯がある。 上田氏は15年、多選自粛条例を破って4選出馬して当選後に「若気の至り」と発言した。3期12年目の清水氏はこの日の会見で、多選について「私自身が与えられている期間は1期4年間

47行政ジャーナルのお申し込みなど
お気軽にお問い合わせください。