アクション俳優の草分けとして国際的に活躍した俳優、千葉真一さん(享年82)が新型コロナウイルスによる肺炎のため死去してから一夜明けた20日、千葉・富津市内で火葬された。
故人主宰のジャパンアクションクラブ(JAC)の〝門下生〟も悲しみにくれた。1966年公開の千葉さん主演映画「浪曲子守唄」で子役デビューし、指導を受けてきた真田広之は「子役の頃から、さまざまなことを学ばせていただきました。何よりも、夢を抱くことの大切さを。志を受け継ぎ、走り続けることが恩返しと心得ております」と改めて約束。志穂美悦子(65)は「あまりにも突然すぎて言葉がでません」とコメントするのが精一杯だった。
米アカデミー賞の公式ツイッターも「キル・ビル」などでの功績を紹介し、「俳優から格闘の振付師へ、そして伝説になった」とたたえた。
◆18歳でJACに入った俳優、伊原剛志(57) 「『影の軍団』『コータローまかりとおる!』に抜てきしてくれた。二人きりになると優しく、京都でよく一緒に走ったりトレーニングしたりした。俺が役者であるキッカケになった人だ!」(ツイッターより)
◆2006年のNHK「柳生十兵衛七番勝負」で共演した俳優、村上弘明(64) 「撮影の合間に発する芝居に対するほとばしる情熱がまるで純粋な子供のようだった」
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