W杯隔年開催案に「重大な懸念」 欧州クラブ協会反発―サッカー
2021年09月24日22時08分
【ロンドン時事】欧州サッカー界の強豪などが加盟する欧州クラブ協会は24日、国際サッカー連盟(FIFA)が推進するワールドカップ(W杯)隔年開催案について、「重大な懸念と警戒を抱いている」と反発する声明を出した。事前の協議が行われていない上、大会の機会を増やすことは選手の心身への負担を高め、大会の価値が薄れると指摘した。
アーセナル(イングランド)で長く監督を務め、現在はFIFAの競技普及部門責任者のアーセン・ベンゲル氏は23日、英BBC放送のインタビューに応じ、隔年開催によりW杯予選の期間を短縮することは選手の負担減になるとし、「クラブや選手にメリットがある」と説明した。