平凡社ライブラリー
日本語の歴史〈6〉新しい国語への歩み

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  • サイズ 文庫判/ページ数 449p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582766233
  • NDC分類 810.2
  • Cコード C0381

内容説明

日本人の深層にあって、民族のエネルギーを作り出す見えざる力“日本語”を正しく把握するために、日本語の歴史を日本人の言語生活の歴史として、また日本文化の骨格を作ることばの文化史として捉え、広範な視点から語り尽くした名著の復刊。第6巻は、明治期の日本語の大きな変化をくわしく描く。西欧文明の受容、言文一致運動、国語教育の形成などを経つつ、「国語」をつくりだす様々な力はどう働いたか。

目次

第1章 江戸から東京へ(歴史の舞台に東京の幕開く;性格のちがう江戸語と東京語;新しい文章への道はけわしい)
第2章 西欧文明の波をかぶった日本語(オランダが伝えた西欧文明の第二波;オランダ語と日本語との関係;新洋学の台頭;英語が日本語に及ぼした影響;言文一致の開花)
第3章 新しい国語の意識とその教育(国語への意識の目ざめ;学制の目ざした国語教育;標準語への志向と小学読本の変遷;明治の文語の占める位置)
第4章 語彙の世界に明治を探る(語彙のうえに明治維新はあったか;欧化の背後にある漢語の流行;舶来ことばのたどる道)
第5章 方言の消長(明治の“国語”づくりと標準語;方言撲滅運動への推移;共通語時代の到来と方言の運命)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

yanapong

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明治期の近代化・国民国家化にあわせて形成された「国語」としての日本語の形成過程。文章が言い訳がましいと感じた。2011/04/05

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