NEWS RELEASE
2002年9月16日
ワーナー・ブラザース映画宣伝部

ザ・ラスト・サムライ株式会社、
トム・クルーズ主演、エドワード・ズウィック監督の
「ラスト・サムライ(原題: THE LAST SAMURAI)」に出演する日本人俳優を発表

2002年9月16日、東京——ザ・ラスト・サムライ株式会社は、「ラスト・サムライ」に主演する渡辺謙、真田広之、小雪、中村七之助 他の日本人俳優のキャストを発表した。これを受けて、ワーナー・ブラザース映画ワールドワイド・プロダクション部門プレジデント、ジェフ・ロビノフが正式発表した。撮影はアメリカ、ニュージーランド、日本で行われる予定。全世界の配給はワーナー・ブラザース映画。

監督はエドワード・ズウィック、脚本はジョン・ローガン、製作はトム・エンゲルマン、スコット・クルーフ、エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコヴィッツ、トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー。

「ラスト・サムライ」は、伝統的な侍が消えていった1870年代の日本が舞台。明治天皇が即位し、近代日本が誕生した時代である。トム・クルーズ演じるネイサン・オールグレン大尉は、アメリカ南北戦争で活躍した英雄。彼は日本に来て、皇軍兵士たちに西洋式の大砲について教える。撮影は今年10月に始まる予定。

渡辺謙は、侍の指導者・森勝元を演じる。彼の主な映画出演作は、「絆—きずな—」(1998)、「溺れる魚」(2000)、「スペーストラベラーズ」(2000)、「陽はまた昇る」(2002)など。真田広之は、欧米諸国の日本進出に反発する侍の宇治郎(ウジオ)を演じる。彼は今まで50本以上のメジャーな邦画に出演している。

その他のキャストは、武道の師匠・中尾を演じる菅田俊、若手の侍を演じるコヤマダ・シン、無口な侍を演じる福本清三、天皇を演じる中村七之助、たかを演じる小雪、金権政治家の大村を演じる原田眞人、そして子役には池松壮亮、湊 葵など。

その他、日本人以外のキャストとして、ゼブラ・ギャント軍曹を演じるビリー・コノリー、ベンジャミン・バグリー大佐を演じるトニー・ゴールドウィン、オールグレン大尉のイギリス人通訳サイモン・グラハムを演じるティモシー・スポールなど。