県立こころの病院に改称　高松病院２期工事完成祝う

2021年11月22日 05時00分 (11月22日 10時42分更新)

銘板石を除幕して工事完成を祝う谷本正憲知事（左から２人目）ら＝かほく市内高松で

　県立高松病院の管理診療棟改築第二期工事の完成式が二十一日、かほく市内高松の現地であり、谷本正憲知事らが銘板石の除幕などを行い祝った。現在の管理診療棟は築後五十年余りが経過しており、県は二〇一九年度から段階的に整備を進めている。

　第一期のリハビリ・検査部門に加え、今回の第二期で外来・医局部門が完成。認知症や発達障害など診察ゾーンを分けたり、バリフリーにしたりすることで受診環境の向上につながるという。併せて病院名を「県立こころの病院」に変更し、二十二日から改築した管理診療棟で診察を開始する。

　工事全体の完成は二三年度になる。鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造で地上三階建て。延べ床面積は約六千九百平方メートル。事業費は約四十億円。（島崎勝弘）

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