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■患者に自由を、制限とっぱらう １９６８年５月、群馬県太田市の小高い丘に新しい病院が開院した。私立の三枚橋病院。２４時間施錠され鉄格子の窓で入院患者を閉じ込める閉鎖病棟をもたない、全開放型の精神科病…[続きを読む]
ひきこもりの息子、すがった先は悪徳業者だった 母の後悔届かぬ返事(2021/11/20) 「息子が泣きながら家を出たときの光景を忘れることはありません」 白い便箋（びんせん）に、強い筆跡で書かれた文字。関東近郊で暮らす80代の女性が昨夏、厚生労働省地域福祉課の担当者らにあてて書いたものだ…
（眞子さまの結婚から見えたもの）米国でのびのび、何よりの治療 精神科医・斎藤環教授(2021/10/20)
眞子さまが「複雑性ＰＴＳＤ（心的外傷後ストレス障害）」と診断されるほどの精神的苦痛を感じていると発表されました。非常に強いストレスが続いてきたことは間違いないでしょう。自身へのバッシング以上に、結婚…
眞子さまのPTSDは「精神医学の敗北」 斎藤環さんが考える治療法(2021/10/13) 結婚が発表された秋篠宮家の長女眞子さま（29）について、宮内庁は「複雑性PTSD（心的外傷後ストレス障害）」と診断されていたことも明らかにした。眞子さまを取り巻く環境やストレスについて、精神科医の斎…
「空白」を共有する若者たち 斎藤環さんが案ずるコロナ世代の将来(2021/9/16) 長引くコロナ禍で、子どもや若者は長期の休校やリモート授業を余儀なくされています。仲間や友人と会ったり遊んだりする日常や、人生の節目となる経験もできぬまま、大人になる可能性も高まっています。精神科医の…
コロナ禍の若者、ますます「正解」分からない ロスジェネからの忠告(2021/9/15) コロナ禍の下で学校生活を送る若い世代。友人と会う日常や人生の節目となる経験もできないまま社会に出る可能性も出ています。「コロナ世代」の当事者らと、将来について考えます。（聞き手・笠井正基 岸善樹 富…
（耕論）「コロナ世代」の将来は 廣田琉名さん、溝川裕也さん、斎藤環さん(2021/9/15) コロナ禍の下で学校生活を送る若い世代。友人と会う日常や人生の節目となる経験もできないまま社会に出る可能性も出ています。「コロナ世代」の当事者らと、将来について考えます。 ■会えない大学生活、悲しい …
（未完の最長政権）第４部：４ ヤンキー的なムラ意識 斎藤環・筑波大教授(2021/7/10) ■プレミアムＡ ――斎藤さんは第２次安倍政権が発足した際、「自民党はヤンキー化している」と指摘しました。広辞苑を引くと、「日本で、不良少年・少女をいう俗語」という説明もありました。斎藤さんの言う「ヤ…
（売れてる本）『小説８０５０』 林真理子〈著〉(2021/7/10) ■見事な落としどころに感嘆 「８０５０」とは、ひきこもったまま５０代になったわが子を８０代の老親が面倒を見ているような家庭を指し、ひきこもりの著しい高齢化が進む現状を象徴する言葉でもある。 都内で開…
「アゲればなんとかなる」ヤンキー政権 改憲に見た限界(2021/7/8) 7年8カ月間にわたって政権を運営し続けた安倍政権とはどのようなものだったのか。そして、日本に残したものとは。内政、外交、それぞれの視点から識者たちが語る。■「未完の最長政権」第4部第4回 斎藤環・筑…
（＃ひきこもりのリアル 「引き出し」ビジネス：２）家に見知らぬ男、「説得」７時間(2021/2/2) 千葉県の住宅街にある一軒家。朝、女性（３６）が２階の自室のベッドでまどろんでいると、突然部屋のドアが開き、母とともに知らない男たちが入ってきた。 男の一人に告げられた。「私たちと一緒に来てもらいます…
強引に「説得」は暴力 斎藤環さんに聞く「引き出し」(2021/1/12) 高額な費用で親と契約し、子どもの意思とは無関係に部屋から連れ出して施設に入れ、「自立」を促す――ひきこもりからの自立支援をビジネスとする民間業者をめぐって、訴訟やトラブルが相次いでいます。どんな業者…
親子で食事まで2年 ひきこもりの子に「お供え」やめた(2021/1/10) もう何年も姿を見せない息子。「それが先日、自ら部屋を出て、親子で食事をしたんです」 60代の母親が静かに話し始めると、長テーブルを囲む他の父母たちが目を潤ませた。 山口県宇部市のNPO「ふらっとコミ…
「説得」7時間 自立センターの寮、意識遠のき搬送され(2021/1/6) 千葉県の住宅街にある一軒家。朝、女性（36）が2階にある自室のベッドでまどろんでいると、突然ドアが開き、知らない男たちが入ってきた。 男の1人に告げられた。「私たちと一緒にきてもらいます」 続けて、…PR注目情報
