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【国内映画ランキング】「ジュラシック・ワールド」V3!「M:I5」2位堅持、「ミニオンズ」3位と続く

V3を達成した「ジュラシック・ワールド」
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment

[映画.com ニュース] 8月22~23日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。週末の国内映画マーケットは、1位から6位まで前週と順位が入れ替わらず、各作品が安定したパフォーマンスを見せた。3週連続首位を維持したのは「ジュラシック・ワールド」。2位に興収2億円以上の差をつけ、週末2日間で動員37万8941人、興収5億9749万8800円をあげた。19日間という驚異的なスピードで累計動員は400万人を突破、興収は間もなく60億円に到達する。最終的に興収80億円を超えるのは確実で、この夏休み作品の圧倒的No.1の座を確保するとともに、今年公開作品の興収第1位の座に躍り出た。

2位の「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」は、週末2日間で動員26万4938人、興収3億6137万4700円を稼ぎ、累計動員は260万人、興収は34億円に達した。これは、最終興収54億円をあげた前作「ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル」の公開17日間の興収対比123%。公開15日間で30億円を突破した前作より4日間早いスピードでの到達となっており、前作超えに向けて順調に推移している。

3位はハリウッドアニメの「ミニオンズ」で、週末2日間の興収は2億円台をキープしており、予想以上に腰の強い興行を展開している。ピクサーアニメの「インサイド・ヘッド」は前週9位から7位に再浮上した。

4位「バケモノの子」は、公開44日目で動員399万人、累計興収50億円を突破。5位「BORUTO NARUTO THE MOVIE」は動員が150万人に達し20億円目前と、日本のアニメも意地を見せている。トップ10入りはならなかったが、劇場版アニメ「アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!」が12位、「劇場版デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント」が小規模公開ながら13位につけているのも見逃せない。

賛否両論を浴びている「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は、公開後も舞台挨拶や、スピンオフドラマ「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」(全3話)を動画配信サービスdTVで8月15日より配信スタートするなど話題を提供し続け、本編も踏ん張りを見せている。後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」は9月19日の公開だ。

なお、この3週間は新作がランクインしておらず、今週末公開の「テッド2」「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」などの順位に注目したい。

(映画.com速報)

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
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