品切れのウニ、カニを宣伝 「おとり広告」でスシローに再発防止命令

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消費者庁から措置命令を受けた「あきんどスシロー」が運営する回転ずし大手「スシロー」の看板=2022年6月、沼田亮撮影
消費者庁から措置命令を受けた「あきんどスシロー」が運営する回転ずし大手「スシロー」の看板=2022年6月、沼田亮撮影

 回転ずしチェーン「スシロー」を全国展開する「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)が、実際には品切れなどになったウニやカニの特売をうたったキャンペーン広告を出し続けたのは景品表示法違反(おとり広告)に当たるとして、消費者庁は9日、同社に再発防止を求める措置命令を出した。約9割の店舗で対象のすしが一時的に提供できなかったのに、利用客に周知していなかったという。

 あきんどスシローは全国に約600店舗を展開。低価格のにぎりずしを提供し、家族連れの利用客を中心に人気を集めている。

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