映像・音楽
-
特集ワイド
追悼 「マイペース」森田貢さん ♪東京へはもう何度も行きましたね… ああ、愛憎相半ばの大都会よ
2022/7/28 13:11注目の連載 2786文字♪東京へはもう何度も行きましたね……。1970年代半ば、ちょっと遅れてやってきた3人組フォークグループ「マイペース」のヒット曲「東京」の忘れがたきフレーズだ。6月18日、リードボーカルの森田貢(みつぎ)さんが亡くなった。享年68。東京をテーマにした歌は数あれど、とりわけ東京に暮らす地方出身者はぐっ
-
Topics
山下洋輔ら早大“再乱入ライブ〞 「音楽でぶち壊す快感」 学生運動当時の再現、村上春樹発案
2022/7/28 13:11 1354文字学生運動が盛んだった53年前、バリケード封鎖された早稲田大のキャンパスに立ち入り、「伝説の乱入ライブ」と呼ばれる演奏を行ったジャズピアニストの山下洋輔(80)らが12日、同大で当時のバンドメンバーと“再乱入ライブ”を行った。当時、同大の学生だった作家の村上春樹(73)が発案したイベント。当時と変わ
-
過去の主演作など、司葉子が振り返る
2022/7/28 13:10 402文字東京・京橋の国立映画アーカイブで開催中の企画上映「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」を記念したトークショーが同館で開かれ、俳優の司葉子が登壇した。 この日の上映作は司が27歳で主演した女性映画の傑作「その場所に女ありて」(1962年、鈴木英夫監督)。広告代理店でばりばり働き、たばこも酒もや
-
びわ湖ホールから
イタリア古典歌曲をお届け 桂冠指揮者・本山秀毅迎え 声楽アンサンブル定期公演 /滋賀
2022/7/28 05:19 714文字びわ湖ホール声楽アンサンブルは、多様な声楽曲に取り組む「定期公演」を年2回実施しています。75回目となる今回は桂冠指揮者の本山秀毅を迎え、後期ルネサンスからバロック時代の作品を中心にイタリア古典歌曲の名曲をお届けします。 声楽家を志す者が必ず学ぶ「イタリア古典歌曲」は、アレッサンドロ・パリゾッティ
-
「矢嶋楫子伝」上映会 沼津で30日 女性教育に尽力 /静岡
2022/7/28 05:15 431文字日本の女性の地位向上に尽くし、「女子学院」(東京)初代院長でもある教育家の矢嶋楫子(かじこ)(1833~1925年)の生涯を描いた映画「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」の上映会が30日、沼津市御幸町の沼津市民文化センターである。 楫子は現在の熊本県益城町に生まれ、婦人参政権運動、禁酒運動、売春禁止運動な
-
-
俳優・石濱朗さん死去 87歳 「伊豆の踊子」で美空ひばりさんと共演
2022/7/27 20:35 200文字俳優の石濱朗(いしはま・あきら)さんが26日、老衰のため死去した。87歳。葬儀は近親者で営む。喪主は長女で俳優の美希(みき)さん。 高校在学中の1951年、公募で映画「少年期」の主役に選ばれデビュー。54年の「伊豆の踊子」で美空ひばりさんと共演した。「あこがれ」(55年)、「切腹」(62年)、「不
-
「よくぞこの道を」宝塚歌劇の演出家が見た月城かなとのギャツビー
2022/7/27 16:00 1694文字よくぞタカラジェンヌに――。宝塚歌劇団の演出家、小池修一郎は、月組トップスターの月城かなとへ、ここまでの言葉を贈る。宝塚大劇場で上演中の「グレート・ギャツビー」は、小池が脚本と演出を手がけ、31年前にミュージカル化した作品の再演だ。実力あるトップスターたちが演じた歴代ギャツビーと、月城のギャツビー
-
アンコール
宮本亜門がワーグナーを初演出 二期会創立70周年記念「パルジファル」
2022/7/27 13:47 2789文字【二期会創立70周年記念公演 ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」】 二期会創立70周年記念としてフランス国立ラン歌劇場と共同制作されたワーグナーの舞台神聖祝典劇「パルジファル」(セバスティアン・ヴァイグレ指揮、宮本亜門演出)の日本プレミエ公演が7月13日から17日までの間、東京文化会館で4回
-
オーケストラのススメ
~65~ 音楽祭のオーケストラ
2022/7/27 12:00 1461文字山田治生 夏は世界中で音楽祭が開催されるが、音楽祭のオーケストラといえば、まず、サイトウ・キネン・オーケストラがあげられよう。1984年の「齋藤秀雄メモリアル・コンサート」のオーケストラをきっかけとして、小澤征爾を中心に編成され、1992年からはサイトウ・キネン・フェスティバル松本のホスト・オーケス
-
闘病中でも失われても「大切ないのち」 100人の思いを歌に
2022/7/27 11:26 1077文字新型コロナウイルスの感染によって亡くなる人、ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナの人々――。「命」について考える機会が多いが、思いや環境は人それぞれ違う。「どんな状況の人でも受け入れられる歌がほしい」。そんな思いで、闘病中の患者や犯罪被害者、遺族らが参加し、「Thank you for your
-
-
県学生音コン、4会場で予選 山口 /山口
2022/7/27 05:37 296文字第70回県学生音楽コンクール(県音楽教育連盟主催、毎日新聞社など共催)の予選が26日、山口市内4会場で開催された。ピアノ、独唱、管楽の3部門に小学生から高校生まで約300人が参加し、日ごろの練習の成果を披露した。 小学1、2年生のピアノ部門の会場となった市民会館大ホールでは、ドレスやスーツに身を包
-
戦後77年
映画に残す被爆者の声 森重昭さんら生の感情描く 来月5日公開 /広島
2022/7/27 05:05 637文字2016年に中区の平和記念公園を訪れた米国のオバマ大統領から抱擁を受けた森重昭(しげあき)さん(85)ら広島の被爆者の思いや活動を描いたドキュメンタリー映画「for you 人のために」が完成した。8月5日から東京の「シネ・リーブル池袋」で封切りされ、全国で順次公開される。 松本和巳監督(57)が
-
「いのち」大切さ考える機会に みんなの思い、つなぐフレーズ 闘病中の患者、犯罪被害者・遺族ら、歌制作 /大阪
2022/7/27 05:04 1074文字新型コロナウイルスの感染によって亡くなる人、ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナの人々――。「命」について考える機会が多いが、思いや環境は人それぞれ違う。「どんな状況の人でも受け入れられる歌がほしい」。そんな思いで、闘病中の患者や犯罪被害者、遺族らが参加し、「Thank you for your
-
ベネチア国際映画祭に深田監督作品
2022/7/27 02:00 253文字8月31日に開幕する第79回イタリア・ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に、深田晃司監督の日本映画「LOVE LIFE」が出品されることが決まった。同映画祭が26日、発表した。コンペ部門には23作品が出品され、最高賞の金獅子賞などを競う。 「LOVE LIFE」は、矢野顕子さんの楽曲がモチー
-
ベネチア映画祭、コンペ部門に深田晃司監督「LOVE LIFE」
2022/7/26 20:52 575文字8月31日に開幕する第79回イタリア・ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に、深田晃司監督の日本映画「LOVE LIFE」が出品されることが決まった。同映画祭が26日、発表した。コンペ部門には23作品が出品され、最高賞の金獅子賞などを競う。 「LOVE LIFE」は、矢野顕子さんの楽曲がモチー
-
-
特集ワイド
中村哲さんが求めた平和 軌跡たどる映画「荒野に希望の灯をともす」
2022/7/26 13:00注目の連載 2858文字世界が混乱の渦の中にある今、あの人の優しげなまなざしを思い出す度、胸が熱くなる。2019年にアフガニスタンで武装集団に銃撃され亡くなったNGO「ペシャワール会」現地代表で医師の中村哲さん(享年73)である。21年にわたって中村さんを撮影してきた映画監督と一緒に、その軌跡をたどった。 かつて砂漠だっ
-
Topics
ホラーやSFで差別化 プチョン国際ファンタスティック映画祭 反主流貫き、あふれる熱気
2022/7/26 13:00 2346文字ホラーやSF、スリラーなどジャンル映画を集めた韓国の「プチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」(7月7~17日)を取材した。日本の映画祭をお手本に始まったが、今やこの分野ではアジア最大。韓国映画の勢いを映すように、熱気にあふれていた。 ■ ■ 7日、プチョン市役所前の広場で開
-
私の記念碑
新国立劇場オペラ芸術監督 大野和士/3 高校合唱部で握った指揮棒
2022/7/26 13:00 1011文字大野和士は湘南高校に入学したら、公立校には珍しい絃楽部に入ろうと考えていた。しかし、実際に選んだのは合唱部だった。「高校時代の3年間は、大いに楽しみましたね」と笑顔で振り返る。 先輩たちのハーモニーに吸い寄せられるように入部し、すぐさまそのとりこになった。「私の声はどこにでもあるような、低くもなく
-
日本音コン
日本音コンに畑中賞を新設 今秋の第91回から
2022/7/26 13:00 360文字日本音楽コンクールの声楽部門の歌曲の部に今秋の第91回から畑中賞が新設される。 声楽家、音楽評論家、指導者、作曲家として多彩な活動をした畑中良輔(1922~2012年)は長年、日本音楽コンクールの運営委員として発展に尽くした。今年、生誕100年にあたるのを機に、コンクールとして顕彰するため、遺族と
-
ウクライナ侵攻
平和祈る「レクイエム」 出身歌手ら公演 8月7日越谷 /埼玉
2022/7/26 06:18 1268文字モーツァルトの「レクイエム」を合唱する毎夏恒例のチャリティー「ピースフル・コンサート越谷2022」が8月7日、越谷市のサンシティ越谷市民ホールで開かれる。09年の第1回からソリストとして出演するウクライナ出身のバス歌手デニス・ビシュニャさん(44)=東京都荒川区=は、ロシアによる母国への侵攻が続く
-