天皇杯を優勝したヴァンフォーレ甲府が来季、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に参戦することが決まった。ACLでは、スタジアムの基準として「個別席で、背もたれが30センチ以上あるもの、なおかつそれを5000席以上設置すること」が義務付けられている。

甲府の本拠地JITリサイクルインクスタジアムは観客席に背もたれがなく、現在のままではホームでの開催はできない状態だ。佐久間社長は「スタジアムの改修は予算もあり、現実的には難しい」と話す。

候補として近隣の静岡県のエコパスタジアムが挙がるが、来季の磐田、清水、藤枝の状況もあり、決まっていないのが現状だ。国立競技場では使用料の問題もある。今後、日本協会と話し合いを行い、ACLへの会場選びを進めていく。