国内新車販売、2010年プリウス首位 年間で歴代1位
31万台、カローラの記録抜く
自動車業界団体が11日まとめた2010年(1~12月)の車名別新車販売ランキング(軽自動車を含む)は、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が首位だった。販売台数は前年比51.1%増の31万5669台。エコカー補助金などの政策も追い風となり、1990年にトヨタのカローラが記録した30万8台を抜き歴代1位を更新した。
2位はスズキの軽自動車「ワゴンR」で3.2%減の19万5105台だった。
12月のプリウスの販売台数は前年同月比19.9%減の1万8106台と19カ月連続でトップを維持。ただ、9月のエコカー補助金終了が響き4カ月連続で前年割れとなった。2位はスズキの「ワゴンR」で38.1%増の1万4928台。3位にはホンダの小型車「フィット」。10月にHVモデルを投入した効果で4.3%増の1万4547台と前年比プラスに転じた。〔日経QUICKニュース〕