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丸亀製麺 カップ容器うどんにカエル混入 今月発売で大ヒット「丸亀シェイクうどん」

[ 2023年5月24日 04:50 ]

<丸亀製麺カエル混入>「ピリ辛担々サラダうどん」の販売休止を発表した丸亀製麺の公式サイト(公式サイトから)

 うどんチェーンを展開する丸亀製麺は23日、諫早店(長崎県諫早市)で持ち帰り用に販売したカップ容器うどんに、カエルが混入する問題が発生したと発表し、謝罪した。

 カエルが混入していたとしたのは、持ち帰り専用「丸亀シェイクうどん」シリーズの中の、生野菜を使った商品「ピリ辛担々サラダうどん」。原材料の野菜を加工する工場で混入したと判断した。カエルは数センチほどの大きさで、うどんを食べ終えた縦型の容器の汁の中に入っていたとする画像と動画が22日から拡散していた。

 「丸亀シェイクうどん」はうちたてのうどんとだし、具材が入ったカップ容器を振って食べる新商品。今月16日から販売され、3日間で約21万食が売れるヒットとなっていた。

 同社は「弊社では、管轄保健所に指導を仰ぎ、原材料(野菜加工工場)由来の混入と判断したため、生野菜を扱う取引先の全工場において立ち入り検査を実施し検品体制を強化いたします」と報告。「このため、生野菜(サラダミックス)を使用する一部商品につきまして5月23日、24日および25日の販売を休止させていただきます」とした。ツイッターでのキャンペーンも急きょ中止となった。

 丸亀製麺の親会社、トリドールホールディングスは、混入があった工場や発覚の経緯について「詳細は回答を差し控える」とコメントした。

 カエルの混入は最近、他社でも発生。長野県松本市の弁当・総菜製造会社「デイリーはやしや」が10日に製造し、同県上田市の「イトーヨーカドーアリオ上田店」で販売された「緑黄色野菜がとれるパリパリ麺のサラダ」に入っていた。はやしやでは「異物除去の精度不足」と説明し、「レタスを洗う工程の人員を増員し、異物検知の機械の導入を検討する」としている。

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