本文へ移動

大谷翔平がドジャース移籍を決断…自身のSNSで発表、契約額は史上最高の1014億円

2023年12月10日 05時32分

このエントリーをはてなブックマークに追加
ドジャース移籍を決断した大谷翔平選手

ドジャース移籍を決断した大谷翔平選手

 米大リーグ、エンゼルスからフリーエージェントとなった大谷翔平選手(29)が9日、名門ドジャースと契約することを自身のSNSを通じて発表した。ESPNのジェフ・パサン記者によれば、10年総額7億ドル(約1014億円)と驚愕の契約で、これまで大リーグ史上最高額となっていたエンゼルスのマイク・トラウトの4億2650万ドル(約626億円)を大幅に上回った。
 大谷は英語で「ファンの皆さま、球界関係者の皆様、決断に時間がかかって申し訳ございません。この度、ドジャースに決めました。全てのドジャースファンに、常にチームのために最善を尽くし、常に最高の自分であるために全力を尽くし続けることを誓います。選手生活の最後の日まで、ドジャースのためだけでなく、野球界のために邁進し続けたいと思います」とコメントした。
 メジャーで6シーズンを終え、自身初めてFAとなった大谷を巡っては、メジャー史上空前の争奪戦が繰り広げられた。12月に入って事態が動き、1日にドジャースがドジャー・スタジアムで面談。2日にサンフランシスコでジャイアンツ、4日にフロリダ州ダンイーデンのキャンプ施設でブルージェイズと会ったと報じられた。
 ドジャースは1883年創設の名門。ワールドシリーズ7度制覇、ここ11年で10度の地区優勝、11年連続プレーオフ進出の常勝軍団だ。日本選手とも縁が深く、野茂英雄、黒田博樹、現役ではダルビッシュ有や前田健太らがドジャースのユニホームに袖を通した。
 大谷は2018年に日本ハムからポスティングシステムでエンゼルスに入団。メジャー1年目に新人王を獲得。21年には本格的に投打の二刀流を解禁し、打撃で46本塁打、投手で9勝をマークし、初のアメリカン・リーグ最優秀選手(MVP)を獲得した。22年にはベーブ・ルース以来104年ぶりに「2桁勝利&2桁本塁打」を記録し、今季は44本塁打で日本選手として初の本塁打王に輝いた。投手でも10勝を挙げ、オフには史上初となる2度目の満票MVPを受賞した。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ