今年デビュー40周年を迎えたロックバンド、サザンオールスターズが西日本豪雨の復興支援として、8月1日発売のプレミアムアルバム「海のOh,Yeah!!(オヤー)」の収益の一部を寄付することが21日、分かった。サザンが災害支援の寄付を行うのは初めて。この日、公式ホームページで発表され、「わたしたちも微力ながら少しでもお役に立てないかと考え」と経緯を説明した。
21日現在で死者は225人。連日の酷暑の中、約4500人が避難生活を送るなど、甚大な被害となっている西日本豪雨の復興支援のために、サザンが立ち上がった。
公式HPでは「サザンオールスターズ、スタッフ一同」として、「わたしたちも微力ながら少しでもお役に立てないか」と、新アルバム「海のOh,Yeah!!」の収益の一部を災害時の緊急支援、復興支援のために寄付することを発表。「被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます」と願った。
サザンの支援活動では、東日本大震災が発生した2011年に、ボーカルの桑田佳祐(62)が所属事務所のタレントと歌う復興支援チャリティー曲「Let’S try again」を制作し、収益を全額寄付。翌12年には宮城・仙台公演から全国ソロツアーをスタートさせ、被災地を元気づけた。