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小2刺殺直後に大声出す自転車の男、現場近くで目撃情報

 兵庫県加古川市で市立別府(べふ)小2年、鵜瀬柚希(うのせ・ゆずき)ちゃん(7)が刺殺された事件で、発生直後、自転車に乗った男が現場から西に約80メートル離れた幹線道路を大声を上げながら通り過ぎていくのを、複数の人が目撃していたことが18日、わかった。

 現場周辺では事件前後、男が叫ぶような声を聞いたという情報があるほか、最近、若い男が付近を歩いている姿も目撃されており、県警加古川署の捜査本部は不審者の情報収集に全力をあげている。

 調べでは、柚希ちゃんは自宅の約300メートル北にある公園で午後6時まで遊んだ後、帰宅した。同5分ごろ、玄関先で胸などを刺されて倒れているのを母親が発見。119番通報で、救急車が幹線道路から生活道路に入り、約2分後に到着した。その際、幹線道路付近にいた男性が救急車を見ていたところ、自転車に乗った男が幹線道路を北方向へ走って行ったという。

 男性は「何を言っているのかわからなかったが、大声を出して通っていったので印象に残っている」と話している。

 自宅前の生活道路は見通しがいいのに、柚希ちゃんの悲鳴に気づいた直後に玄関を出た母親が不審な人物の姿を見ていないため、県警は、犯人が自転車などを使って逃走した可能性もあるとみて関連を調べる。

2007年10月18日14時33分  読売新聞)

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