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ホワイトハウスの記者会見で笑い急増 ギブズ報道官は600回以上
このニュースのトピックス:米国
オバマ米政権の発足後、ホワイトハウスの定例記者会見の雰囲気が変わり始めた。会見室は連日満員、ブッシュ前政権時代と比べ、記者団とのやりとりにも笑いが増え、活気が出ている。オバマ政権への記者団の高い関心に加え、ギブズ大統領報道官個人の魅力も背景にあるようだ。
政治専門サイト「ポリティコ」は記者会見録の中で、笑い声が上がったことを示す「(笑)」の数を集計。就任後4カ月間にペリーノ前報道官は57回、マクレラン元報道官は66回、テレビコメンテーター出身で話術に定評があったスノー元報道官(故人)は217回だが、ギブズ現報道官は600回以上と驚異的な笑いを取っている。
保守系評論家の間では「オバマ政権に甘いメディアの姿勢の表れ」と批判的な見方もあるが、海千山千のホワイトハウス記者団の間では「ユーモアのセンスに富む」(米国人記者)と、ギブズ氏を評価する声が多い。(共同)