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阿久根市長リコール署名簿、15日に繰り上げ提出

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長に対する解職請求(リコール)運動を進めている市民団体「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長)は6日、署名活動を1週間繰り上げて10日に終え、15日に署名簿を市選挙管理委員会に提出することを明らかにした。

 リコール委によると、署名活動は17日まで可能だが、8月25日時点で8420人分が集まり、解職の賛否を問う住民投票の実施に必要な署名数(6646人)をすでに上回っている。

 川原委員長は「住民から早く署名簿を提出してほしいとの意見が多かった。早期に解職に追い込むために前倒しすることにした」と説明している。

 署名簿の提出後、審査や縦覧などを経て、有効署名数を確定。有権者(9月2日現在、1万9936人)の3分の1以上の有効署名があれば、本請求の後、60日以内に住民投票が実施される。解職に賛成する人が過半数に達すれば市長は失職し、50日以内に出直し市長選が実施される。

2010年9月6日18時31分  読売新聞)
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