さ行/そ/ゾウのはな子コピペ（ぞうのはなここぴぺ）

ゾウのはな子コピペ　 †

ムエンゴ投手の悲惨な状況と、それにめげない頑張りを表現したコピペ。
コピペ文の元は、『土曜プレミアム』のドラマシリーズである『千の風になって ドラマスペシャル』で放送された、
「ゾウのはな子（原作：かわいそうなぞう）」の内容を要約したもの。

ドラマの内容は、第二次世界大戦中の上野動物園を舞台に、空襲の際に逃亡して危険という理由で殺処分された
動物たちとその飼育員たちの悲しい現実を描いた、実話をもとにしたストーリーである。

おそらく一番最初の改変コピペは「ゾウのスウィーニー」であると思われる。
なお、プロ野球板での初出は以下の「ゾウのグリン」が先駆である。

ゾウのグリン †

千の風にのってドラマスペシャル「ゾウのグリン」
第二次暗黒大戦のさなか、政府から横浜動物園に投手を処分しろとの通達が下った。
飼育員の石川、ジョンソンたちは涙ながらにピッチャーたちにエラーを与えた。
同じく飼育員の佐伯、吉村も涙ながらにノーヒット、ゲッツーを与えた。
最初にライオンの三浦、そしてキリンの寺原が力尽きた。
しかし、ゾウのグリンはそれでも０点に抑える。
横浜動物園では最後の手段として、グリンに点を与えず餓死させるという苦渋の決断を下した。
武山がマウンドに行くとグリンは点が貰えると思い、「コーナーをつく」や「緩急をつける」などのありったけの芸をみせる。
武山は号泣した。「グリン、もう、いいんだ、もう、いいんだよ…」
グリンはとうとう力尽きてしまった……。

コピペの一例（中日・ネルソン版） †

千の風にのってドラマスペシャル「ゾウのネルソン」
第二次暗黒大戦のさなか、政府から中日動物園に投手を処分しろとの通達が下った。
飼育員の森野、荒木たちは涙ながらにピッチャーたちにエラーを与えた。
同じく飼育員の和田、井端も涙ながらにノーヒット、ゲッツーを与えた。
最初にライオンのチェン、そしてキリンの吉見が力尽きた。しかし、ゾウのネルソンはそれでも0点に抑える。
中日動物園では最後の手段として、ネルソンに点を与えず餓死させるという苦渋の決断を下した。
谷繁がマウンドに行くとネルソンは点が貰えると思い、「コーナーをつく」や「緩急をつける」などのありったけの芸をみせる。
谷繁は号泣した。「ネルソン、もう、いいんだ。もう、いいんだよ…」。
７回２アウト、ネルソンはとうとう力尽きてしまった……。



なお、史実では名古屋の動物園（東山動物園）のゾウは飼育員の努力で戦争を生き延びた。