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 ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は24日、中東歴訪に出発した。宗教間の対話を促し、和平を訴える。

 法王は同日、アンマンでヨルダンのアブドラ国王と会談。「中東で深刻な緊張状態が続いていることを大変遺憾に思う」と述べた。また、内戦が続くシリアや、和平交渉が中断したイスラエルとパレスチナの問題を例に挙げ「平和的な解決が早急に求められる」と訴えた。

 法王は、26日までの日程でパレスチナ自治区、イスラエルを回り、各国首脳やユダヤ教、イスラム教の指導者と会談する。(アンマン=石田博士)