写真の左に写っているのは、カセットテープの音声をUSBを使って直接PCに取り込むユニット。これを使えば、カセットテープの音をできる限りクリアに録音する事が可能。
そして写真の左は、MZ-700用のカセットテープ版ゲームソフト。
つまり、このユニットを使って、エミュレータ用にカセットテープのソフトをパソコンに取り込んでいた。
今までこれを、ラジカセなどを使って挑戦した事があるけど、どうも音声が一定しないためか読み込みエラーが多かった。だがこのユニットのおかげで、所有のソフトをほぼ全て取り込み成功。
と言う事で、その一部をゲーム紹介として、ここに書いてみたいと思う。
病院経営ゲーム(HUDSON SOFT)
病院経営シミュレーションゲーム。
病院の建設費を10年ローンで返済しながら(この時点ですでにおかしいが)、様々なトラブルを乗り越えて、10年間の経営を行う。
ゲーム画面は文字のみ、操作は全て金額と番号を入力するだけのものだが、
こんな怪しい経営とトラブルが展開される。
更にゲーム終了画面と、これはBASICで書かれているので、リストを見たのが右の画面、もう何が言いたいのか・・・。でもこれも含めて楽しんでいた。
そんな、怪しさに満ちたゲームだった。
ロード・チャンピオン(ZAT SOFT)
カーレースゲーム。
車の操作は、
- [←][→]:ハンドルのステアリング
- [スペース]:アクセル
- [/]:ブレーキ
車の運転を再現しようという面白い試みだが、操作が難しいと共に、最初は意味が分からず内容の理解に時間がかかった思い出。
しかもタイトル画面無しでいきなりゲームが始まる、ゲーム画面も地味という、ストイックさに満ちたゲームだった。
THE 花札(ZAT SOFT)
花札のゲーム。
コンピューターと1対1の対戦だが、ルールとしては花合わせ。
一番の特徴は見ての通り、花札が全てキャラクターのみで描かれている所。一見ゴチャゴチャしているが、ちゃんとどの札か一目で分かるので、何の違和感もなく花札ゲームが楽しめた。
キャラクターしか描けないMZ-700で、この技量と努力は本当に、今見ても感動する。
不思議の森のアドベンチャー(BOND SOFT)
コマンド入力式のアドベンチャーゲーム。
キャラクターで描かれたカラフルな映像と共に、アドベンチャーとしての多彩なコマンドと謎を、本当に1歩進む度に見せてくれて、その謎解きにワクワクした。
アドベンチャーゲームとしては名作の一つだと思う。
ただ、久し振りにプレイして、
この場面で「ジドウハンバイキ」と、長い名前を入力するのがもの凄く面倒だった事を思い出した。MZ-700はキーレスポンスが良くなかったし。
久し振りに触れて
MZ-700は、私が中学生の時に夢中になって遊んでいたパソコン。この機種はグラフィック機能が無く全てキャラクターで描いたり、メモリも少なかった(64Kは当時で多い方だが)が、その中で作る技量に、今改めて驚かされる。
私が所有するゲームはまだあるので、これから順次書いていきたい。
と共に、私が今までレトロPCについて書いていた日記についてのまとめを作ったので。
レトロPC記事まとめ
こちらも順次追加予定。
どうも、ご覧いただきありがとうございます。
MZ-700は、私が始めて触れたパソコンなので、思い出深いマシンです。
私もまだ書きたいものが残っていますので、
これからボチボチと続けていこうと思っています。