北勝富士に5本目の化粧まわし 青い房に「僕のラッキーカラー」

2017年5月9日18時5分  スポーツ報知

 大相撲の幕内・北勝富士(24)=八角=が9日、自身5本目の化粧まわしを贈呈された。贈り主は「北勝富士を応援する会」の内野正幸会長(63)。大きく三角形が刺しゅうされ、青い房で彩られた化粧まわしが埼玉・所沢市内で贈られた。

 北勝富士は「これまで4本(化粧まわしを)持っていますが、すべて色違い。青(い房)がきれい。僕のラッキーカラーでもあるので」と興奮気味。図案化された三角形は内野会長の発案で、戦国武将の毛利元就の「三本の矢」の教えに、「ピラミッドもイメージした。どっしりして倒れないという。ピラミッドパワーは縁起がいい」と願いを込めた。

 春場所は2015年春場所で初土俵を踏んでから初めて負け越し。「本当に悔しくて…。でも(自己最高位の前頭5枚目で)7勝したのは自信。このまわしを締めて胸を張って大暴れしたい」と意気込んだ。8月には地元・所沢で43年ぶりに夏巡業が行われる。「気が引き締まる。(巡業までに)横綱、大関と対戦できる地位まで上がりたい。夏場所は10番勝って三賞を取れるように一番一番やっていきたい」。幸運と力を呼ぶ化粧まわしを手に、出世街道をまい進することを誓った。

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