ソフトバンク2年ぶり20度目優勝 リーグ史上最速V

2017年9月16日17時28分  スポーツ報知
  • パ・リーグ優勝を果たし胴上げされるソフトバンクの工藤監督

 ◆西武3―7ソフトバンク(16日・メットライフドーム)

 ソフトバンクが16日の西武戦(メットライフドーム)で7―3で勝利し、2年ぶり20度目のリーグ優勝を飾った。2015年にソフトバンクが記録した9月17日のリーグ最速優勝日を更新する最速Vとなった。

 先発の東浜が2回、山川に17号ソロを浴び先制を許したが、4回1死一塁から柳田の30号2ランで逆転。5回には今宮の左前適時打、柳田の適時二塁打、デスパイネの2点タイムリーなど4連打で4点を加え突き放すと、7回にはデスパイネが3試合連続となる33号ソロをバックスクリーンにたたき込み、試合を決定づけた。

 投げては先発・東浜が6回を2安打1失点。毎回の9奪三振の好投で両リーグトップの16勝目。7回以降はモイネロ、岩崎とつなぎ、9回は日本記録の51セーブをマークしているサファテが登板。サファテは3安打で2点を失うも最後を締めた。シーズンを支えた盤石のリレーで歓喜の瞬間を迎えた。

 ソフトバンクは交流戦でも3年連続の最高勝率に輝いている。

 ◆福岡ソフトバンクホークス 1938年に南海電鉄を経営母体に創設。44年に近畿日本、46年に近畿グレートリングと改称し、47年から南海ホークス。1リーグ時代に2度優勝し、73年までに10度のパ・リーグ制覇(日本一2度)。88年秋にダイエーが買収し、本拠地を大阪から福岡へ移した。93年に福岡ドーム(現ヤフオクD)が完成。95年から王貞治監督が指揮し、99年にダイエーとしてリーグ初優勝と日本一。2003年に再び日本一になった。球団買収により、05年からソフトバンクとなった。王監督が08年限りで退任し、秋山幸二監督が10年からリーグ2連覇、11、14年には日本一に。15年から工藤公康監督が率い、同年にリーグ優勝と日本一。球団オーナーは孫正義氏。

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