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120学会「秋に東京五輪」 浜松で署名活動

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 県西部の七十歳以上の市民でつくる「120学会」が二十五、二十六両日、JR浜松駅前で、二〇二〇年夏の東京五輪・パラリンピックを秋に開催するよう求める署名活動をした=写真。開催時期が猛暑と重なり、選手や観客の熱中症などを懸念。二日間で県内外の四百三十二人分の賛同を集めた。

 120学会は熱中症による死亡事故や救急搬送事案が多発することを恐れ、一九六四年の東京五輪と同じ十月十日を開会日とすることを提案。国の標準時を早めるサマータイムの導入にも否定的だ。署名は安倍晋三首相、小池百合子東京都知事、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長宛てに提出する。

 二十六日は会員約十人が参加し、通行人に署名を呼び掛けた。中村英勝副会長(76)は「猛暑の中での開催は現実的でない。選手や観客の安全が第一で、活動が各地で広がってほしい」と話した。

 120学会は一六年、仕事や趣味で培った特技や技能を地域貢献に生かそうと発足。百二十歳以上まで生きることを目標に掲げ、現在は四十六人が活動している。

(坂本圭佑)

 

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