辺境画家になる

こんにちは。からあげです。

 

昨日の夜から降り始めた雨は朝方止んでくれた。
外に出ると枝から垂れる、ポタポタと地面に落ちる雫の音がする。
今朝は空気が生暖かくて周囲に靄が掛かっている。

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日が昇ると靄が晴れて日差しが降り注ぐようになった。
ここ最近、雨が多く湿っぽい。
しかし、小屋の中はポカポカと温かく湿気は少ないので快適だ。
明日からは寒気がやって来て冷え込むようなので体を冷やして体力を消耗しないように気をつけようか。

 

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ところで今日は、新規ビジネスについて発表しよう。
随分前から勿体ぶっていて申し訳ない。

私は探検家として活動をする傍ら画家として絵を描くことにした。
実家滞在時にある人からアドバイスを頂いて、ずっと自分の中でプランを温めていた。
やりもしないうちから考えてもどうにもならないので、取り敢えずやってみることにする。
あまり温めすぎると腐ってしまう。

素人でも10年掛けてコツコツと描き続ければ、それなりの技術を身に付けることが出来る。
それはこれまでの自分の経験で分かってきたことだ。
物いじりやパソコン、登山など。
短期で結果を出そうとすると、無理が出てきてキツくなって途中で投げ出してしまう。
それなので時間をかけてコツコツと自分で勉強し技を習得してゆく。
絵画教室や通信教育で人から教えを請おうなどとは考えていない。
自分で描いてみてどうにも分からないことがあったら、ネットで調べて問題をクリアしてゆく。
それでも分からなかったら、プロに体当りして聞いてみる。
ちょうどWordPressを使ってブログを行うような感じだ。

今現在、私の事業収入はネットの広告収入のみだ。
将来に渡りずっと広告収入を得られるとは限らない。
収入先を1点に絞ると時代の変化について行けない。

今後は益々技術の進歩が加速し、コンピューターや機械が人間の仕事を奪ってゆくだろう。
それに伴い、現金収入を得られる仕事は減ってゆき、労働者間のバトルは激化する。
そんな時代になれば、仕事の選択肢は減り、過酷な労働環境で働くしかなくなってしまう。
若い今のうちに自分の食い扶持をいくつも確保しておく必要がある。

私は仕事に行動の自由を奪われたくない。
気分が乗った時に自分の好きなように気の済むまで仕事をしたい。
それには一人で完結することが出来、どこでも行うことが出来る職種を選択する必要がある。
さらに機械やコンピューターが苦手な分野としなければならない。

そういった条件を満たすものは、芸術の分野だ。
芸術にもいろいろあるが、初期投資は僅かでコストの掛からないもの。

自分で絵を書いてそれをネットで販売する。

大きな絵を描くと保管などの手間が掛かるので、はがきサイズの水彩画を描く。
描いた絵は年賀状ホルダーに入れて保管して常時手元に置き、ネットで注文が入ったら購入者に郵送で送る仕組みだ。
販売システムの構築はまだ時期尚早か。
だいたいのイメージを持っておけばいい。

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私は金儲けのために絵を描くことにした。

サラリーマンが会社勤めをして給料を貰うように、私は絵を描いてそれをお金に変えてゆく。
お金を稼ぐ目的は、絵を描く立派な動機となり得る。

今は何でも効率化で1つのことに時間を掛けることをしない。
出来るだけ簡単に物事を処理してゆく。
私はその時代の流れに逆行して手間をトコトン掛けて絵を描いてゆく。

絵を描くことなら高齢になっても出来る。
いや、人間的に成長して、より良い絵が描けるようになる。
見えないものも描けるようになる。

仮に売り物にならなくても、お世話になった人に絵をプレゼントすることが出来る。
世界の辺境で探検を行うには、現地の人の協力が欠かせない。
道案内や情報収集、水・食料・燃料を入手するため、現地の人の助けが必要だ。
謝礼のお金の他に絵を描いて渡したい。

辺境の地に滞在して、題材を見つけて自分の気が済むまで絵を描き続ける。
その時は、活動で身に付けたサバイバル技術が役に立つだろう。
普通の画家としてはプロに太刀打ち出来ないので、自分の得意分野を取り入れた


辺境画家

 

となる。

 

顧客は日本人だけではなく、世界の人々だ。
広い世界の何処かには、私の感性を認めてくれる人が居るはずだ。
そういった人を相手に商売する。
販売はネットを介して行うので、コミュニケーション能力は必要ない。
協調性も必要ない。自分の絵の才能だけで食ってゆく。
21世紀型の兼業画家となる。

さあ、能書きはこれくらいにしておこう。
あとは実践あるのみだ。

 

おわり

お絵描き
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からあげ隊長の日記

コメント

  1. ぽんたちゃん より:

    1.隊長が使った道具のレビュー記事を充実する。
    2.隊長は小屋に電気は引かないということで
      したが、ソーラーを設置してレビューするの
      はどうでしょうか。寝たろうさんてきにソーラー
      はバッテリー管理がめんどくさいとの事ですが
      将来小屋暮らしをめざす隊員???への参考に
      なると思います。ブログ的におもしろくなり
      山小屋ライフを充実することになります。

    3.将来的に人工知能が仕事を奪っていくのは事実ですが
      実際IBMのワトソンという人工知能は人間の言葉を理解
      しアドバイスする能力をもっています。アメリカでクイズ
      チャンピオンを破りましたし、抗がん剤開発、UFJ銀行の
      オペレーターへのアドバイスなどに利用されています。
      人工知能が仕事を奪うのではなく人間はより高度な仕事に
      シフトしていくということでしょうかね。

    4.からあげ隊長は読者=隊員なので読者の交流などから人脈を
      形成して将来のビジネスにつなげるというのはどうでしょうかね。
      何でも屋(便利屋もといコンサルタント)をめざすというのは
      どうでしょうかね。

    • karaage より:

      どうもありがとうございます。

      1、それは現在進行中です。
      2、小屋にはソーラーは設置しません。車だけで十分です。
        留守の時にメンテ出来ずにバッテリーがイカれます。
      3、人間はコンピュータには敵いません。いずれ全ての仕事がなくなります。
      4、読者=隊員というのは面白い視点ですね。思いつきませんでした。

      オリジナルグッズ販売ですか。
      自分のブランド力を高めなければなりませんね。

  2. ぽんたちゃん より:

    追加。
    絵葉書、名言Tシャツ、ステッカー、オリジナル隊長グッツとか
    やればどうでしょうか。

  3. パチ より:

    今でも出来そうな副業として写真素材の販売などいかがですか?

    登山や探検など面白い絵が取れることもあると思いますので、一例ですがこんなところなどで、自分の写真を登録しておくだけでお金になる場合があります。
    https://pixta.jp/

    あとは、登山や旅した情報を電子ブックにして販売などもありかもしれませんね。

    • karaage より:

      写真は機材が高いですし、コピーされたら終わりです。
      それになんか安易な方法だと感じて、写真はあまり好きになれません。

      電子書籍化よりまずはサイトの充実ですね。

  4. JB23w-9型XG5MT より:

    「カネのために画は描かない」なんてのは売れない画家のいい訳、売れてる画家がそれ言う時はダメ元の値段交渉。
    画は元手が掛かる(額縁・キャンバス・絵の具)ので大変だろうと思いますが頑張ってください。
    芸術全般ですが、何処の学校を卒業し誰の弟子であってどんな賞を取ったかで値段(ランク)が決まります。居間に応接間に飾る絵は見栄を張るための装飾、客A「素晴らしい画ですね」主Q「これはね○○画伯のお弟子さんでXXさんって方の画でね・・・云々」それなりに勉強してますので画は上手いですが中身は二の次三の次。
    私はボンクラ芸術大学卒業しこうした世界を知り、とっとと諦め芸術で稼いだ事ないです。
    隊長ならきっと切り口を見出せるのでは?と大いに期待しています。

    • karaage より:

      お金を掛けずにコツコツと絵を書いていきます。
      水彩画の道具も高いんでしょうかね。

  5. 土フクロウ より:

    からあげ隊長は、手先が器用だから絵を描く事も相性がいいと思います!

    ジャンルは、自然の風景画とかですかね?

    • karaage より:

      そうですね。風景画を描くことになると思います。
      なんでも挑戦です。

  6. ただし より:

    先鋭化していくからあげさんの意識

    素晴らしいです

    最初は見下している自分がいました

    とんでもない

    自分が自分であること

    これほど大事なことはないです

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