節約術100選!節約で年間100万円貯金する方法


節約術を効果の大きいものから順に行っていけば、人によっては年間100万円以上の貯金も可能です。それは実質、100万円稼ぐのと同じです。

今回はそんな節約の方法について、100個まとめてみました。

ネット

モバイル回線1本に統一する

PCと携帯で別々に契約していたネット回線を、モバイル回線1本に統一するという手があります。

例えば、PCの光回線で月5,724円、携帯のデータ通信料で月3,900円、計9,624円払っていた人が、WiMAX1本(月4,380円)に統一すると、月5,244円、年間62,928円の節約になります。

ポイントサイトやアンケートサイトを利用する

ポイントサイトやアンケートサイトでは、ポイントを貯めながらお得に買い物したり、無料アプリダウンロードやゲーム、アンケート回答などでポイントを増やすことができます。ポイントは現金や電子マネーに換金できます。

ポイントサイトとアンケートサイトで効率良く節約したり稼いだりする方法については、以下の記事をご覧ください。

住宅

駅近にこだわり過ぎない

引っ越しする場合、多くの人が便利な駅近に住みたいと思っていますが、部屋のグレードをほとんど落とさなくても通勤時間が片道10分程度(往復20分程度)伸びるだけで家賃が数万円安くなることが珍しくありません。

もし家賃を3万円安くすることができれば、年間36万円、5年で180万円の節約になります。

時間とお金の価値観は人それぞれですが、これだけの節約になるのであれば駅から少し離れた場所でも一度検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

利子補給制度を利用する

住宅ローンを組んだとき、自治体によっては利子の一部を負担してくれるところがあります。

例えば、借入金額3,000万円、返済期間35年、固定金利1.73%の住宅ローンの場合、10年間の利子補給(1%)を受けると、総支払額が約300万円安くなります。

マイナス金利で借り換えのチャンス

日銀のマイナス金利政策によって住宅ローンの金利が下がっているので、上手に借り換えをすることで金利負担を減らすことができます。

例えば、3年前に固定金利3%で30年ローンを組み、残高が2700万円の場合、残り27年の支払いを2%ローンに切り替えれば、事務取扱手数料などの諸費用を払っても360万円程度支払額が少なくなります。

特定優良賃貸住宅を利用する

特定優良賃貸住宅とは、日本の住宅政策当局が定めた基準を満たす住宅のことで、家賃補助(最大で40%程度)が出ます。礼金・更新料・仲介手数料はかかりません。中堅所得者のファミリー向け物件が多いです。

高齢者向け優良賃貸住宅を利用する

こちらは高齢者のためにバリアフリーなどの一定の基準を満たしている住宅のことで、家賃補助(最大で40%程度)が出ます。「60歳以上の単身者または夫婦・親族」「施設のある都道府県に在住あるいは在勤していること」が基本条件です。

カード

リボ払いを使わない

リボ払いの手数料はかなり高いので、使わない方がいいです。

例えば、全ての買い物の支払いを実質年率15.0%、定額コース、月々の支払金額5,000円のリボ払いにした場合、支払い金額は以下のようになります。

買い物の総額 支払い総額 手数料
50,000円 53,342円 3,342円
100,000円 112,926円 12,926円
200,000円 250,853円 50,853円
500,000円 814,762円 314,762円

また、買い物の支払いを全て自動的にリボ払いにするサービスにも注意(三井住友VISAカードの「マイ・ペイすリボ」など)。よく分からないうちに申し込んでしまい、自分で気づかないうちにリボ払いの残高が100万円を超えていた、なんて話もあります。

借金返済を最優先にする

もしリボ払いなどで借金がある場合は、貯金よりもその借金の返済を優先します。借金の金利ほど高い金利は無いからです。1日でも早く借金を返済し、貯金生活に移行しましょう。

還元率の高いクレジットカードを選ぶ

クレジットカードはそれぞれ還元率(利用金額に対して何円相当のポイントがかえってくるか)が違います。

例えば、三井住友VISAカードは通常0.5%ですが、REX CARD Liteなら通常1.25%です。それぞれのカードで年に100万円の買い物をした場合に還元される金額は、三井住友VISAカードは5,000円、REX CARD Liteは12,500円。年間7,500円の差がつきます。

使うクレジットカードを1~2枚程度に絞る

クレジットカードは無料で作れるものが多いため、何枚も手に入れるのが簡単です。しかしたくさんのカードを使うとポイントが分散してしまい、結局有効期限が切れちゃった、なんてもったいないことになりかねません。

公共料金をクレジットカードで支払う

電気・ガス・水道や健康保険・年金などの公共料金は、クレジットカードでの支払いに対応している場合があります。クレジットカードで支払えばポイントがたまるので、その分節約することができます。

携帯

格安SIMを使う

格安SIMを利用すれば、スマホ通信費を月1,000円程度にすることも可能です。月8,000円だった通信費が月1,000円になった場合、月7,000円、年間84,000円の節約になります。

使わない有料アプリやオプションを全部解約する

もう使わないのに払いっぱなしになっている有料アプリやオプションを全部解約します。月額525円分のアプリやオプションを解約した場合、年間6,300円の節約になります。

保険

いらない生命保険を全部切る

生命保険協会の調査によると、2011年日本人の支払った保険料はGDPの8.8%で、先進国中トップ。払い過ぎではないでしょうか。

死亡保障やケガ・病気などの保障は、社会保険である程度まかなえます。自分の加入している社会保険がどこまで自分を守ってくれるのか、一度確認した方がいいです。

例えば、保険の見直しで月額16,000円払っていたのを月額10,000円にすることができれば、月6,000円、年間72,000円の節約になります。

ネット生保を利用する

生命保険は全体的に大手生保よりネット生保の方が保険料が安いです。ネット生保は営業マンの人件費などがあまりかからないからです。

しかし、ネット生保で有名なライフネットとアクサダイレクトのシェアを足しても、保険市場全体の1%にも届いていません。

ネット生保のソルベンシー・マージン比率(生命保険会社の健全性を表す尺度)は全体的に高水準です。もっとネット生保を利用して保険料を節約する人が増えてもいいはずです。

基本は掛け捨て

金利が低い今、貯蓄型の生命保険はそのメリットが生きにくいです。しかも保険料が高い。

例えばオリックス生命保険の場合、30歳男性が保険金額1,000万円の定期保険に60歳まで加入した場合の保険料は月2,203円ですが、60歳払済の終身保険に加入した場合の保険料は月21,740円です(2017年11月現在)。月19,537円の差、年間で234,444円の差、30年間で7,033,320円の差がつきます。

この保険料が生活を圧迫するようなら、掛け捨てで安く済ませた方が無難だと思います。

生命保険料控除を申請する

生命保険料控除とは、生命保険料、介護医療保険料、個人年金保険料を支払った場合に、所得控除を受けられる制度です。これらを支払っている場合は必ず申請しましょう。

口座

ネット銀行を利用する

ネット銀行は通常の店舗型の銀行より金利が高い、出金・振込手数料が安いなどのメリットがあります。

自動積立定期預金を利用する

自動積立定期預金とは、毎月決まった日に普通預金口座から自動的に積み立てするサービスです。貯金が苦手でついお金を使ってしまう人には特に有効です。

そもそも車を買わない

車は購入したときだけでなく、維持費がかなりかかります。ガソリン代、自動車税、駐車場代、保険料、車検代など。古くなってくると部品の交換にもお金がかかります。

ソニー損保の調査によると、車の維持費の全国平均は月15,800円、年間で約19万円、10年で190万円、20年で379万円です。ボディタイプ別だと、軽自動車(月12,700円)、コンパクトカー(月15,500円)、セダン(月17,100円)、ミニバン(月18,500円)、ステーションワゴン(月18,900円)となっています。

車が生活に必須でない人は、必要になったときだけレンタルで済ませるというのも一つの手です。

カーシェアリングを利用する

カーシェアリングとは、会員間で特定の車を共同するサービスです。15分単位でレンタルでき、短時間であればレンタカーより安く済ませることができます。

カーリースを利用する

もう少し長く車を借り、場合によってはそのまま購入したい、という場合は、カーリースがあります。車を試す場合やいろんな車に乗ってみたい場合にも向いています。

車はできるだけ安くなる時期に買う

車の価格は時期によって上下します。もし車を買うなら安くなる時期に買った方が節約できます。

中古車が安くなるのは、新社会人の需要が落ち着く4~5月といわれています。

新車が安くなるのは、決算期である3月と9月です。決算期の売上を伸ばし、業績の好調ぶりを世間にアピールしなければならないので、メーカーは多少安くしてでも売りたいのです。特に3月は安くなります。

空気圧をチェックする

タイヤの空気圧が下がると、転がり抵抗が増し、燃費が悪化します。自転車でもタイヤの空気が抜けた状態だとペダルが重くなりますよね。あれと同じです。

空気圧の点検・調整はガソリンスタンドで行えます。

余計な荷物を載せない

荷物を載せれば車が重くなり、その分エネルギーが必要になる、つまり燃費が悪くなります。

エンジンオイルを交換する

エンジンオイルをほったらかしておくと、オイルの粘度が上がってエンジンの抵抗が増し、燃費が悪化します。

エンジンオイルの適切な交換時期は車や走行状態によって変わります。そのメーカーが指定する交換時期を守っておくと無難です。

燃費が良くなる運転の仕方をする

(1) 急発進しない
車が一番ガソリンを使うのは発進するときです。その発進時にアクセルを踏み過ぎると、一気にガソリンを消耗します。発進するときはアクセルをゆっくり踏んで急発進をしないようにすると、ガソリンを節約できます。

(2) 速度を一定に保つ
車は加速するときにより多くのガソリンを消耗します。あまり速度を変えないようにすると、燃費が良くなります。

(3) 赤信号では早めにアクセルを離す
もうすぐ停止するというときは早めにアクセルを離して慣性だけで走るようにすると、ガソリンを節約できます。

燃費のいい車を選ぶ

仮にリッターあたりのガソリン代を110円、年間走行距離1万km、合計走行距離15万kmとして比較した場合、ガソリン代を単純計算すると以下のようになります。

想定燃費 年間のガソリン代 ガソリン代合計
10km/l 110,000円 1,650,000円
15km/l 73,333円 1,100,000円
20km/l 55,000円 825,000円
25km/l 44,000円 660,000円

これで考えると、例えばリッター15kmの車から25kmに乗り換えると、年間で29,333円、合計で約450,000円のガソリン代が節約できます。

水道光熱費

節水シャワーヘッドを使う

節水シャワーヘッドは、水量が少ないのに体感的には水量が減った気がしにくい、というものです。ホースの口を指で潰すと、水量を増やしたわけでもないのに勢いよく水が出ますが、あの原理を用いて作られています。

節水シャワーヘッドを使うと水道代とガス代の両方が安くなります。年間で1万円以上の節約になる場合もあります。

食器洗い乾燥機を使う

食器洗い乾燥機はため洗いなので、普通に水道を出しっぱなしにして洗うよりも節水できます。お湯を使う場合で比較すると、年間約1万円の節約になることも。もちろん手動のため洗いでも節約になります。

トイレの大小を使い分ける

トイレで水を流すとき、常に大を使っている人もいると思いますが、実は流れる水量が違います。最近は大6L、小5Lというトイレが主流です。

例えば4人家族で1日大4回、小12回使うとして、大小を使い分けると12Lの節約になります。すると年間で約1,050円の節約になります。

電力会社とプランを選ぶ

2016年4月から電力自由化がスタートし、どの電力会社から電気を買うか選べるようになりました。

また、契約するプランの影響はかなり大きいです。例えば、日中あまり家におらず、夜に帰ってきて電気を使う人なら、「夜得プラン」に変えた方が節約になります。場合によっては年間で3万円以上の節約になることもあります。

電気の契約アンペア数を下げる

電力会社と契約しているアンペア数を下げると、電気の基本料金が下がります。

例えば東京電力の場合、40アンペアから30アンペアに下げると、毎月の基本料金が281円下がります。年間で3,372円です。

ただし同時に使う電気量が契約アンペア数を超えるとブレーカーが落ちてしまうので、アンペア数を下げるときは慎重に検討する必要があります。

冷蔵庫の設定温度を夏は「中」、冬は「弱」にする

季節によって冷蔵庫の設定温度を変えると節約になります。環境省によると、設定温度を「強」から「中」にすると年間で約1,400円の節約になります。

冷蔵庫にいらないものを入れない

冷蔵庫に物を詰め込むと、その分冷やすのにエネルギーを費やすので電気代がかかります。物を詰め込んでいた状態から半分程度に減らすと、年間で約1,000円の節約になります。

冷蔵庫の放熱スペースを確保する

冷蔵庫は放熱するために周りにスペースが必要です。省エネルギーセンターによると、上と両側が壁に接している状態から片側だけが壁に接している状態にすると、年間で約990円の節約になります。

古い家電機器を買い替えると節電になることがある

家電機器の省エネ能力は年々上がっているので、古い家電機器なら思い切って買い替えると節約になる場合もあります。

資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2015年冬版」によると、新旧機種の年間電気代を比較するとこれぐらいの差があります。

機種の年代 エアコン2.8kw(8~12畳) 液晶テレビ40V型 冷蔵庫401~450L
2007年 29,050円 5,830円 15,230円
2010年 25,190円 4,210円 9,020円
2014年 24,300円 2,350円 6,970円
2007年⇒2014年の節約効果 4,750円 3,480円 8,260円

白熱電球から電球型LEDランプに換える

1日5.5時間点灯した場合の電気代を比較すると、白熱電球(60W)だと年間2,920円かかりますが、電球型LEDランプだと年間510円で済むので、2,410円の節約になります。

掃除機を使わずに掃除する

1kwhが27円、1000Wの掃除機を1日10分使用すると仮定すると、掃除機でかかる電気代は年間1,620円です。

しかし、掃除をする道具は掃除機だけではありません。モップ、フローリングワイパー、ほうきとちりとり、コロコロなど、電気を使わないもので掃除を済ませれば、年間1,620円の節約になります。

掃除機はできるだけ一気に使う

掃除機は起動した瞬間が一番電気を喰うので、一度スイッチを入れたらできるだけ一気に終わらせた方が節約できます。

乾燥機はできるだけ使わない

例えばドラム型・ヒーター乾燥の洗濯乾燥機の場合、洗濯から脱水までは約1.7円程度ですが、乾燥には約47円もかかります。

毎日洗濯機を回すとして、乾燥機を使わない場合、年間で16,920円の節約になります。乾燥機は本当に必要なとき以外は使わない方がいいでしょう。

炊飯器の保温機能を使わない

炊飯器の保温機能は意外と電気代がかかります。朝炊いたご飯を夜まで保温しておくのをやめ、炊いたご飯を冷蔵庫に保存して食べるときに電子レンジで温めるようにすると、年間で約1,000円ほどの節約になります。

冷却系グッズを使う

今や夏にエアコン無しは考えられないという人も多いと思いますが、冷却系のグッズを上手に使うとエアコンの使用量を減らすことができます。冷却シート、冷却スカーフ、アイスポケットハンカチ、冷却スプレー、冷却まくらなど。

湯たんぽを使う

冬は湯たんぽを上手に使えばエアコンやストーブなどの電気代を節約できます。寝るときに足元に入れて頭寒足熱にすると、朝起きるのも楽になります。

乾麺パスタを一度水に浸けてから1分で茹でる

乾麺をあらかじめ水に浸けておくと、その後1分ほどで茹でることができ、ガス代を節約できます。ためしてガッテンでやっていた方法です。

水に浸ける時間は、1.4mmの太さなら1時間、1.7mmなら1時間30分、1.9mmなら2時間が目安です。

早ゆで麺や流水麺を使う

パスタやそうめん、カップ麺には時短タイプがあります。早ゆで麺のパスタは1~2分ほどで茹で上がるし、流水麺に至ってはもはや火を使う必要すらなく、水で流せば出来上がりです。ガス代だけでなく、時間も節約できます。

蓋や落し蓋を使う

煮物などの料理で落し蓋を使うと調理時間が半分以下になります。東京ガスによると、1日1回の使用で年間約2,800円の節約ができます。

風呂の蓋をこまめに閉める

風呂を沸かすときや入浴後に蓋を閉めるようにすると、お湯を沸かすエネルギーが小さくて済みます。

外の気温が25℃のとき、浴槽の水200Lを40°℃に沸かすと、4時間後、蓋ありだと3℃、蓋なしだと5℃下がります。これを追い炊きして40°に戻すと、6.3円の差がつきます。これを毎日行うと、年間で約2,300円の差になります。

高効率ガスコンロを利用する

高効率ガスコンロの年間光熱費は、従来のガスコンロより約3,000円、IHクッキングヒーターより約14,000円安くなります。

健康・美容

タバコを吸わない

タバコはかなりの金食い虫です。例えばメビウスを毎日1箱(440円)吸っていた人が禁煙した場合、月13,200円、年間160,600円の節約になります。

家飲みをやめる

家でお酒を飲む習慣もバカになりません。350mlの発泡酒が1缶110円だとして、それを毎日2缶飲んでいた人が家飲みをやめたら、月6,600円、年間80,300円の節約になります。

ダイエットにお金を使わない

ダイエットの成功は生活習慣の改善によって得られるものです。お金で買えるものではありません。

体をつくるのに必要なタンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルはバランスよくとり、栄養の吸収率を高める食物繊維を多めにとり、カロリーが余りがちな人は糖質を少なめにします。あとはウォーキングやランニング、または自分の好きなスポーツで適度に運動をしていく。それしかないと思います。

例えば、ダイエット用品に月平均2,000円払っていたのをやめれば、年間24,000円の節約になります。

化粧品はトライアルセットとポイントサイトを利用する

化粧品によっては、お試し品であるトライアルセットが用意されていることがあります。大体1,000円前後で販売されていますが、ポイントサイトを経由して購入すればさらに10%~50%引きなどで購入できることもあります。

化粧品を手作りする

化粧品は精製水、グリセリンなどを使って手作りすることができます。3か月に1度3,000円の化粧水を買っていたのを300円の手作り化粧水に代えれば、月換算で900円、年間10,800円の節約になります。しかも楽しい。

ただし、防腐剤を入れない場合は日持ちしなかったり、シミにつながる素材もあるので、よく調べたうえで作った方がいいです。

公共のジムを利用する

ジムといえば、コナミスポーツクラブやゴールドジムなど民間のジムが有名ですが、公共のジムもあります。かなり安いです。

例えば、ゴールドジム渋谷東京店のフルタイム(全営業時間利用可)が月13,000円。一方、千駄ヶ谷の東京体育館は1回2時間半で600円。週2回、月8回通うとしたら月4,800円です。ゴールドジムから東京体育館に乗り換えると、月8,200円、年98,400円の節約になります。

市販薬は買わず、病院で処方してもらう

病院で処方してもらう薬は保険がきくため、市販薬より安く済むことがあります。しかも基本的に処方薬は市販薬より強力なので、市販薬を使う場合よりはやく治ることが多いです。

総合病院と大規模病院には紹介状をもらってから行く

総合病院と大規模病院は、かかりつけの医師の紹介状を持っている患者を優先します。そのため、紹介状を持っていない患者は長く待たされることが多いだけでなく、選定療養費が1,000円~6,000円(病院によって異なる)程度かかります。

よほどの事情が無い限り、まずはかかりつけの医師に相談し、紹介状を書いてもらいましょう。

医療費控除を受ける

年間で10万円(所得200万円未満の人は所得の5%の金額)を超えた分の医療費は、所得控除を受けることができます。医療費控除を受けるには税務署に領収書を提出しないといけないので、病院や薬局でもらった領収書は保管しておきましょう。

ちなみに病院に通うためにかかった交通費も医療費に含めることができるので、忘れずに申請しましょう。

高額療養費制度を利用する

高額療養費制度とは、月の治療費がある一定の額を超えたら、その超えた分をあとで払い戻してくれる、というものです。一般的な年収の人なら、月の治療費が約8万円を超えたら受けられます。

申請しないと受けられないので、月の医療費が高額になったら忘れずに健康保険の窓口で申請しましょう。

できれば入院は月初めから

高額療養費制度は1か月でかかった治療費で適用されるかどうかが決まります。月をまたぐように入院すると、それぞれの月の治療費が分散し、高額療養費制度の適用範囲外になってしまうことがあります。

入院をする場合、可能であれば月初めからにすると高額療養費制度を受けやすくなります。

高額介護サービス費制度を利用する

介護サービスでも、費用が高くなったら補助が受けられます。介護サービス料が15,000円以上(本人や家族の収入によって変わる)かかったら受けられるので、介護に高額な費用がかかったら忘れずに介護保険窓口で申請しましょう。これも時効は2年です。

高額医療・高額介護合算療養費制度を利用する

医療費と介護サービス料の両方が高額になった場合は、さらに多くの補助金が出ることがあります。8月から翌年7月までの1年間の費用が一定額(一般的な年収の人なら67万円)を超えると適用され、その額を超えた分は払い戻されます。

医療費と介護サービス料が高額になったら、まず介護保険窓口で「自己負担額証明書」をもらい、健康保険窓口に持っていくと計算してもらえます。

業務中に病気やケガをしたら労災保険の申請をする

労災保険とは、仕事中・勤務中に病気やケガをしたときにおりる保険で、個人事業主や法人の代表などを除く全ての労働者が対象です。

業務外で病気やケガをしたら傷病手当金の申請をする

労災とは逆に、業務外で病気やケガをしたときにおりる保険が傷病手当金です。病気やケガで連続4日以上休んだ時に、4日目以降、休んだ日数分だけもらえます。もらえる金額は1日につき日給の3分の2程度です。

健康保険組合や全国健康保険協会に加入している人が対象で、国民健康保険の加入者は対象外です。

地域の健診を利用する

市区が行う健診では、基本健診やがん検診などを安く受診できます。場所や内容によっては年齢制限などの条件があるので、市区のホームページで確認してください。

買い物

食品ロスを無くす

京都市が試算した結果によると、4人家族で年間約6万円分の食品ロスがあるとのことです。その原因は、過剰除去(皮を厚くむきすぎたり脂っこい部分などを取り除
いたり)、食べ残し(作りすぎて食べられない)、直接廃棄(冷蔵庫に入れたまま期限切れ)などです。

食品ロスを無くすには、丁寧に調理する、事前に計画を立ててから買い物・調理をする、食材を使い切る日をつくる、食品を小分けにして冷凍しておく、などが有効です。

最新商品は買わない

冷静に考えてみれば、最新の商品が本当に必要な人はあまりいないはずです。基本的に最新商品はスルーし、少し時間が経って安くなったもので生活した方がいいでしょう。

カートや買い物かごを使わない

スーパーで買い物するとき、カートを使うと楽なため、ついいらないものまで入れたくなります。カートを使わず素手で買い物かごを持つと腕が疲れるため、余計なものを入れたくなくなります。

また、もし少量の買い物であれば、いっそ買い物かごも使わないという手もあります。

事前に買うものを決めてから行く

冷蔵庫の中身を確認し、必要なものをメモしてから買い物に行くと、無駄な買い物をしないで済みます。

セールストークに耳を貸さない

「期間限定」とか「芸能人の誰々が愛用」とか、そういうセールストークに踊らされると節約が難しくなります。

気持ちが緩んだり大きくなっているときは買い物をしない

仕事が終わった金曜日の夜や、酒が入っていい気分になっているとき、そして給料日などは、どうしても財布の紐が緩みます。節約をするなら、こういうタイミングで買い物をするのは控えた方がいいです。

ドラッグストアで食品を買う

ドラッグストアはスーパーと違い、食品を客寄せのための商品として使っているケースが多く、中にはかなり安い食品もあります。その店のポイントカードや安売りの日などと合わせて上手に利用すれば、結構な節約になります。

コンビニや自販機でペットボトルを買わない

毎日コンビニや自販機で500mlペットボトル(160円とする)を1本買うと、月4,800円、年間58,400円かかります。

これをスーパーやドラッグストアで買える90円のものに変えると、月2,700円、年間32,850円になります。

お茶のティーバッグ(1袋20円とする)を水筒に入れて持っていけば、月600円、年間7,300円になります。

家から水を持っていけば、ほぼタダになります。

夕方と閉店前のスーパーの安売りを狙う

スーパーや食品にもよりますが、消費期限が切れそうな食品は半額などになることがあります。

食費が月5万円、年間60万円かかる場合、もし安売り品で全食費中5%をカットできたら、月2,500円、年間30,000円の節約になります。

図書館を利用する

本はできるだけ図書館で済ませると節約できます。

地域の図書館はもちろん、もし近くに住んでる人は国立国会図書館で読むという手もあります。日本一の蔵書数で、新刊が読めるようになるのも最も早いです。ただし貸出はなく、館内で読まなければなりません。

読み終わった本を売る

手放してもよい本は、読み終わった後にyahooオークションやAmazonマーケットプレイスなどで売りましょう。新刊だと結構高値で売れます。新刊をブックオフなどで売るとかなり割安になってしまうことがあるので注意です。

また、Kindleなどの電子書籍は便利ですが、後で売却できないことに注意が必要です。

Amazonを最大限お得に利用する

オリコカード・ザ・ポイントでオリコモールを経由してAmazonで買い物をすると、オリコカード・ザ・ポイントの基本ポイント1%、オリコモール特別加算ポイント0.5%、オリコモール経由でAmazon利用時の獲得ポイント0.5%で、合計2%が還元されます。入会して半年間は基本ポイント還元率が2%にアップします。

Amazon定期おトク便は毎回最大10%の割引価格が適用。Amazonファミリーに登録すれば、おむつなどが15%割引。Amazon Studentの会員になれば、対象書籍購入で通常のAmazonポイントに10%分のポイントもつきます。

新聞を電子版にする

全国紙は基本的に電子版でも紙媒体と同じような料金なのですが、産経新聞だけは電子版がとても安いです。

まず、スマホ版ならなんと無料です。紙媒体(朝刊のみ)をやめると年間38,359円の節約になります(全国紙5紙の紙媒体(朝刊のみ)の平均月額料が3,196円)。

また、PCの電子版だと月額324円で読めます。紙媒体をやめてPC版だけにすると、月2,872円、年間34,464円の節約になります。

日用品

アクリルたわしを使う

アクリルたわしは汚れが落ちやすく、洗剤の使用量が少なくて済みます。洗剤も節約できるし、水も節約できます。洗剤が少なくて済むので手が荒れにくいというメリットもあります。

他にも床の汚れ、グリルや電子レンジのコゲ汚れなど、いろんな場所の汚れを落とすのに使えるので、常備しておくと便利です。100均でも買えます。

シリコンラップを使う

普通の使い捨てのラップを、何度でも洗って使えるシリコンラップに代えるという手があります。100均でも買えます。

油汚れに米のとぎ汁を使う

米をといだときに出た汁にはデンプンが含まれており、これが油を落としてくれます。食器や鍋などの油汚れにとぎ汁を浸ければ、洗剤を節約して洗うことができます。

外出

公共施設や大学の食道を利用する

市区役所・警察署などの公共施設や大学の中には、一般の人向けに食堂を開放しているところが結構あります。もし近くにそういう施設がある人は、そこの食堂で食事を済ませると節約できるかもしれません。安いところなら昼食が300円代で済むことも。

もし月~金曜の昼食を1,000円から400円のものに代えた場合、単純計算で月12,000円、年間で144,000円の節約になります。

二次会への参加をやめる

飲みなどへの参加はかなりの出費になります。毎週1回ある飲みの一次会、二次会に参加した場合、一次会3,000円、二次会3,000円かかるとしたら、月24,000円、年間288,000円の出費になります。

断れるなら断ればOKなのですが、断りにくい場合はせめて二次会だけでも参加をやめると、月12,000円、年間144,000円の節約になります。

映画は1日に観る

毎月1日は「ファーストデイ」といって、一般大人でも大抵の映画館が1,100円になります。

出産・子育て

出産育児一時金をもらう

健康保険に加入している人が妊娠4ヵ月(85日)以上で出産したときは、1人の子どもにつき42万円もらえます。忘れずに保険窓口に申請しましょう。

出産手当金をもらう

勤務先の健康保険に加入している人が出産した場合、出産手当金がもらえます。もらえる金額は「日給の3分の2×98日分」程度の額です。国民健康保険の加入者は対象外です。

切迫早産やつわりでも傷病手当金の対象になることが

切迫早産やつわりで入院や自宅療養をしたときも、傷病手当金がもらえることがあります。会社を4日以上休んだのであれば、4日目以降支給されます。これも忘れずに申請しましょう。

産院で余計なサービスを受けない

入院中にエステや料理のグレードアップ、カフェの充実などのサービスがある産院では出産費用がかなり上がります。産院によって出産費用が数十万円変わってくるので、産院選びは慎重に。

出産準備セットを利用する

ベビーグッズはバラバラに買うよりセットで買った方がお得になることが多いです。

ヤフオクなどのオークションサイトで「出産準備セット」と検索すると、ベビーグッズ一式の出品物が出てきます。中には1万円代などで落札できるものもあります。

新品で一式揃えると10万円程度かかることもあるので、その場合9万円の節約になります。

子どもの学習道具を買うなら時期をずらす

子どもの学習道具で特にお金がかかるのは、ランドセルと学習机です。これらは時期によって価格が変わります。

一般的には2~3月になると在庫処分をしないといけないので価格が下がり、その後入学シーズンを過ぎた4月~8月はシーズンオフで、やはり価格が下がります。

ただし遅い時期になると在庫の種類が無くなり、子どもが気に入るものを買えなくなるかもしれません。その点にも注意しながら買い物をする必要があります。

葬儀

葬儀費用の補助金支給制度を利用する

亡くなった人が加入していた保険によって、事務所に申請すると葬祭費(または埋葬費)という名目で補助金が出ます。

亡くなった人が国民健康保険に加入していた場合、「葬祭費(1~10万円程度:自治体によって異なる)」が出ます。

亡くなった人が社会保険に加入していた場合、葬儀を行ったのが家族なら「埋葬料(5万円)」、家族以外なら「埋葬費(上限5万円)」が出ます。

市民葬・区民葬を利用する

葬儀には民間の葬儀社に依頼する以外に、自治体が葬儀社と提携して行う「市民葬・区民葬」というのがあります。

普通の葬儀だと200万円前後かかりますが、市民葬・区民葬だと50万円以内に収めることもできます(自治体による)。

習慣

口座の通帳を眺めると節約体質になる

自分の貯蓄用の口座のお金が増えるタイミングで通帳を眺める習慣をつけると、節約の意識が高まります。

基本的に、人は自分のお金が増えるを見ると、わくわくしたり安心したりします。経験のある人も多いのではないでしょうか。

それを定期的に繰り返していくと、節約してお金を増やすことがだんだん楽しくなり、逆に浪費してお金が減るのが嫌になっていきます。すると自然と節約への意欲が高まっていきます。

財布の中身をシンプルに綺麗にしておく

財布の中身を最低限のものだけにしておくと、自分が普段どれぐらいお金を使っているのかが分かりやすくなります。家計簿をつけなくても自分が何に使い過ぎているのかに気づき、節約が上手になっていきます。

いっそ家計簿をつけない

家計簿は自分の無駄遣いに気づくために有効なものですが、逆にいえば自分のお金の使い方を把握し、改善すべき点が分かったら、もうつけなくてもいいかもしれません。時間の節約になります。

家計簿アプリを利用する

もし家計簿をつけるなら、アプリを利用するのも手です。今では家計簿アプリの種類も増え、らくにつけられるものから本格的に細かくつけられるものまで、様々な特徴を持ったアプリが出ています。紙の家計簿で挫折した人でも、自分の性格に合ったアプリを選べば続くかもしれません。

散財をストレス解消の手段にしない

ストレスがたまるたびにやたらお金がかかることをしていては、お金は貯まりません。ランニングや公共施設を利用したスポーツ、図書館を利用した読書、ネットの動画閲覧など、あまりお金がかからないストレス解消法を見つけることが重要です。

たまに「本当に必要かどうかを考える時間」を作る

日々忙しい生活をしていると、いつの間にか必要ないはずのものに出費し続けている、ということが起こることがあります。高い化粧品、美容院費、通信費、間食、有料サービス、有料アプリ、ゲームなど。本当にそれにお金を払う価値があるのかどうかを定期的に考える習慣をつけると、お金が漏れていく穴が小さくなります。

ギャンブルをやらない

ギャンブルは還元率が低く、平均するとやった方が損するようになっています。

ギャンブル 還元率
宝くじ 46.5%
競馬 74.1%
競艇 74.8%
競輪 75.0%
オートレース 74.8%
サッカーくじ(toto) 49.6%
パチンコ 70~90%

趣味の範囲で少額で遊ぶ分にはいいのですが、節約に悪影響が出るようならスッパリやめてしまった方がいいでしょう。やらなければ還元率100%です。

もし月平均5,000円負けていた状態からギャンブルをやめると、年間60,000円の節約になります。

具体的な目標を作る

お金は目的ではなく、物事を達成するための手段です。だからこそ、お金を節約して貯めるには「どんな物事を達成したいのか」という具体的な目標があった方が有利です。

例えば「家族で楽しいハワイ旅行に行くために30万円貯めよう」というのと「なんとなく30万円貯めよう」では、節約のモチベーションが全然違うはずです。

節約だけでなく、稼ぐことも重要

お金を増やすには、節約だけでなく稼ぐことも重要です(当たり前ですが)。

当サイトでは稼ぐ方法についても解説しているので、まだご覧になっていない方はよかったら

お金をネットで稼ぐのは意外と簡単

から順番にお読みください。
 

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