東映アニメーション、性的少数者の本名を追及 労組が訴え

[ 2021年1月13日 05:30 ]

 人気アニメ「プリキュア」シリーズなどで知られる制作会社「東映アニメーション」が労働組合との団体交渉において、性的少数者の労組役員が用いた通称を「偽名」と表現、戸籍上の氏名の確認を迫ったのは差別で不当労働行為に当たるとして、労組が東京都労働委員会に救済を申し立てたことが12日、分かった。労組側が記者会見し明らかにした。

 労組によると、労組側の担当者は自認する性が戸籍と異なるため通称で活動してきた。だが、同社が昨年10月、第三者からの情報提供で本名を知ったとして同一人物かどうかの確認を何度も求めてきたという。同社は「いかなる差別も行った事実はない」とコメントした。

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